ゲーマーな俺と現実[リアル]ダンジョン (真田エギ)
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第1話

突然だが俺は戦っていた、トカゲのような戦士と激しい剣戦を繰り広げている。
剣に滴る血、片方は赤、片方は緑、そして俺は戦いの最中トカゲの剣に切り裂かれ死んだ・・・と思っていた。
「う、うぅーーん」
俺はベッドの上にいた。
「・・・夢落ちかよ」
俺こと桐生司(きりゅうつかさ)は一人そう呟いたのだった。
「ふあぁーぁ、眠いー」
眠い目をこすりながら時計を見ると時刻は・・・8時30分
「やべっ!遅刻だー!」
すぐさま飛び上がり家を飛び出した。
俺が学校に着くと一人の教師が立っていて「遅いぞ」と俺に言ってきた。
「すみません、東藤先生」
がっしりとした腕を組んで仁王立ちのポーズを取っている先生に謝った。
「まったく、桐生、貴様は何度言えばわかるのだ!」
「いやー、昨日買ったゲームに夢中になっちゃって」
そう言うと東藤先生は呆れながら
「お前は成績は良いんだから、もう少し生活態度を改めろ」
「善処します」
「はぁ・・・まぁいい早く教室に行け」
「わかりました」
俺は教室に向かっていった。
俺こと桐生司は高校二年生だ。
自他共に認めるかなりのゲーマーである。
ゲーセンのゲームやパソコンのオンラインゲーム、家庭用ゲーム機のゲームなどいろんなゲームを毎日やっている・・・だって面白いんだもん!
そのせいで遅刻をしたりすることはあるけど。
今は2090年、いろんなゲームが出てきて面白いけど絶対にやりたいゲームがある。
その名は現実(リアル)ダンジョンだ。
この日本の東京にでてきたゲートを通っていくと参加できる。
だが参加できるには条件がある。
それは運営してる会社に選ばれることだ。
どうやったら参加基準を達成できるのかそれは分からないが俺はまだそれに参加できていない。そのゲームに行った人は誰も帰ってこない、誰も帰ってこないのはそこまで面白いということなんだろう。
俺は絶対にそのゲームをやってクリアしたい。
俺が一人考えていると、教室についた。
ドアを開けるとまずゲーム仲間の仁藤拓海(にとうたくみ)が話しかけてきた。
「よぉ、司お前またゲームしすぎて、寝坊したんだろー」
「お前だって結構遅刻することあるけどな」
「せっかく学年一位の成績なのにな生活態度がそれじゃあな・・・」
俺達がそんな会話をしていると先生が入ってきた。
「ほら皆席につけー」
「今日の放課後またゲーセン行こうぜ司」
「了解」
このとき俺はまだ知らなかったんだ・・・今日の放課後に俺の運命を大きく変える出来事が待っているなんて・・・















































どうもー作者の真田エギでーす。今回始めて投稿する作品なので緊張しています・・・
自分は学生なので更新が不定期になると思いますが最後まで楽しんで呼んでいただければ幸いです。批評コメントも受け付けますが、できればただダメだしするのではなく改善点を明確に伝えていただければうれしいです(笑)コメントお待ちしてまーす!!!


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