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シンポジウムを実施しました。

  平成25年10月31日(木曜日)「行動する保守運動の矜持とは何なのか?」と題した緊急シンポジウムを実施しました。

登壇者:米田隆司 在日特権を許さない市民の会 広報局長
     金子吉晴 維新政党・新風東京都本部葛飾区支部長日本の自存自衛を取り戻す会
     荒井泉  維新政党・新風東京都本部練馬区支部長
     鈴木邦男 一水会顧問
司会: 槇泰智  政経調査会代表
 
 10月7日に京都地裁において在特会等に対し、1200万円余の支払を命じる判決が下されたことを受けて急遽開催したものです。
4年前、勧進橋児童公園を50年に渡り不法占拠し続ける京都朝鮮人学校に対する抗議行動を行ったことが、ヘイトスピーチという人権侵害・名誉毀損であると判断された。
 また、今年に入り新大久保などで繰り広げられるデモ行進の際に発せられる「首吊れ毒飲め韓国人」と言った憎悪表現や、「良い韓国人も悪い韓国人も殺せ」のプラカードが問題視されている事に関して当事者である在特会の幹部等に話しを聞いた。
 彼等の考えとしては、「死ね」「殺せ」の表現を用いたのは一過性のこと。現在は使用していないが、それが間違っていたからではない。
既に、殺せ表現が朝鮮人の脳裏にこびり付いてトラウマとなっている。よって、殺せ表現の目的は達した。
 在特会の目的は入管特例法の廃止。つまり、戦前戦中、及びサンフランシスコ講和条約発効以前に定住していた朝鮮人だけに認められた在留特別許可制度を廃止すること。
 この目的が達成されれば会は解散しても良い。
 当初訴えていた在日朝鮮人に与えられた、生活保護の優先受給や税金の免除、NHK受信料の免除といった在日特権は存在しないとも認めた。
 生活保護に関しては、朝鮮人が結束したり、左翼の支持者が行政へ働きかけるので受給し易い傾向にあるだけ。
 一方、新風は政党として参院で一議席を目指す。
 在特は市民運動で人を集め、新風は選挙で闘うといった連携を行うようである。
 
 参加者の中から、民族革新会議の犬塚博英議長が発言。
殺せと言うのであれば、自らも殺されるといった覚悟を持たなければならない。
選挙で一議席をとったとしても何もできない。今までの議員をみれば分かる。
 
新風では7月の参院選に東京地方区で立候補した鈴木信行代表が葛飾区内だけで3千票を獲得した。
11月3日に告示される同区議選では手ごたえがある。
なぜなら、駅前などで配布する広報チラシを受け取ってくれる人が多い。
 
 細かい内容については誤記もあるかもしれません。詳細は動画で確認してください。
 まあ、行動保守と言われる人々の主張は分かりましたが、どうにも理解できない部分も多々あります。
 まず第一に目立つ事が必用。目立てば人が集まる。多くの人が集まるということは、主張や政策も正しい、のだそうです。
これが真理であれば情緒的に扇動されて多くの人を集めた左翼運動は絶対的に正しくなるでしょう。
多くの人を集めたと言っても、それは新大久保デモ等における数百人単位の動員。
右とか保守の陣営においては多いけれど、左翼も含めた全体からみればどうなのでしょうか。
 
 京都朝鮮人学校の件では朝鮮人を排斥するデモ行進を動画で公開していた。
 その流れで居酒屋に行き、酒飲みながら「イエー」の動画を公開しているのはいかがなのもか。
新風荒井氏からも「確かに好ましくない」と批判的意見。
 ところが、鈴木邦男氏は「観る人からは『あの人たちも普通の人なんだ』と、思ってもらえるし親近感があって良いではないか」と、擁護するコメント。
 相手からすればヘイトスピーチで朝鮮人を傷つけてる人々と映っている訳で、その直後のイエーでは世間に通用しないだろう。
金子氏からは「相手がどの様に思うか問題ではない」。
 区議選では広く世間一般の庶民を対象に投票を呼びかけることになる。その場合どのように整合性を求めるのだろうか。
新風は政党であるから、外国人の生活保護廃止を訴えて票の上積みを図ることになるであろう。
 既に多くの区民が広報チラシを受け取ってくれる体制もできているようであるから、地域まつりや防災訓練会場を回って、顔と名前を覚えてもらったり、人柄をアピールすることはあまり意味が無いようだ。
 
 上述の犬塚氏からは学生運動では後輩にあたる土屋敬之前都議を引き合いに出して、年間1000回の街宣はなかなかできるものではない。当選を重ねるまでには、地域にしっかりと根を張った運動を展開していることなどが紹介された。
 
 犬塚さん・鈴木さん、そして土屋さんにしても共通するのだが学生運動から立ち上げてきた活動家というのは、ここで言う行動保守とは根本から違う。
インターネットが発達したことをきっかけにして、歳を取ってから突然に目覚めた人と言うのは自分の回りしか見ていない。
確かに右は右なのだろうが、目指す方向性が微妙に異なって見える。
 
今回は準備不足もあり消化不良であったかもしれませんが、テーブルを挟んでじっくりと話しを聞く機会は貴重ですので、形を変えてでも継続していきたいと思います。
京都裁判のもう一方の当事者である西村修平氏にも登壇を呼びかけ、直前まで何回も架電しましたが反応はありませんでした。
 
 

コメント
果たしてここまで嫌韓が、高まったのは民族派の力ですか?
そうでは無いでしょうね
問題は新右翼の長老達が理想を語り果たしてそこに人が集まり活動が活発になるなら起こして欲しいものですね
すでに仲間内のサークル活動に落ちている運動に力がないし
メンバー集めをする左翼のほうが立派でしょうね

一回 右翼って括りを捨てて一人一人がなにをするべきか考える時期に来ているのでは無いでしょうか?
なにか運動組織にはいると義務感になってしまいます。
在日特権がなくなれば解散するという在特会は明らかな利権団体ではないのは明白です
運動のための運動をしてる方たちは一度解散することをお勧めします
  • タナカ
  • 2013/11/03 9:02 AM
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