日本に対しては、日英同盟の関係から1906年に明治天皇が東アジアの国の元首として初めて贈られ、以後の歴代天皇も授与されている。大正天皇は1912年、昭和天皇が1929年にそれぞれ叙勲されたが、第二次世界大戦中は敵国となったため昭和天皇の名前が騎士団の名簿から抹消され、バナーも撤去された。しかし、1971年10月のイギリス訪問時に復帰し、今上天皇も1998年のイギリス訪問時に他国の王室に授けられる“Stranger Knights and Ladies”のガーター勲章に叙せられた。
アピシット首相=1964年、イギリスのニューカッスル・アポン・タインで生まれる。有力な華僑系貴族ウェーチャチーワ家の出身で、両親はともに医学部の教授であった。1歳の頃にタイへ帰国するが、1976年パブリックスクールイートン・カレッジへ進学、その後オックスフォード大学(セント・ジョンズ・カレッジ)へと進学し、哲学と政治学、経済学の学位を取得、最優等(first class honours)で卒業する。
1986年のエドサ革命は、Wikipediaでは、エドゥサは政権に抗議する100万の群衆が集まったマニラのエピファニオ・デ・ロス・サントス大通り(Epifanio de los Santos Avenue)を意味する。と書かれていますが、マルコス政権は、庶民にとってそれほど悪くなかった(暴力や暗殺で敵対勢力を抑え込んだ事実が有りますが、それを指摘するなら世界中のどんな政権も同じです)ので、むしろマルコス時代の方がまともな社会だったというフィリピン人によく出くわします。