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原発ない社会求める集会
原子力発電所のない社会づくりを訴える集会が2日、福島市で開かれ、政府による原発事故の収束宣言の撤回や汚染水問題の抜本的解決、それに県内のすべての原発を廃炉にすることなどを訴えるアピールを採択しました。
この集会は労働組合などでつくる実行委員会が開いたもので、会場となった福島市の公園には主催者発表でおよそ7000人が集まりました。
最初に主催者を代表して楢葉町からいわき市に避難している住職の早川篤雄さんが「4つの原子炉の中がどうなっているのかは未だに全く分からず、事故がこの先安全に収束する保証はありません。15万人を超える避難者は耐え難い無念と先の見えない不安な毎日を過ごしています」と述べました。また、すべての住民が避難を強いられている浪江町の小黒敬三町議会議長が「風評被害で先が見えないことを苦にして自殺した人もいます。原発事故はそれだけ与える影響が大きく、事故がわい小化されないよう声を出し続けなければなりません」と呼びかけました。このあと集会では▼政府による事故の収束宣言の撤回と▼汚染水問題の抜本的解決、▼徹底した除染と▼完全な賠償、それに▼県内のすべての原発の廃炉にすることを求め、▼全国の原発の再稼働に反対するとしたアピールを採択しました。
11月02日 20時27分