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南の空に光る物体 北海道11月1日 21時35分
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1日夕方、北海道の南の空で、オレンジ色に光る物体が下降していく様子が見られました。
専門家は、飛行機雲が太陽に照らされて光って見えたのではないかとしています。
1日午後5時前、北海道むかわ町郊外で、南の空にオレンジ色に光る物体が、ゆっくりと下降していく様子が見られました。
光は揺れているように見え、その後、雲の合間に入って見えなくなりました。
この物体について詳しいことは分かっていませんが、北海道内の警察や自治体に隕石が落下したなどの情報は入っていないということです。
今回の物体について北海道大学理学部地球惑星科学科の倉本圭教授は「隕石であれば、移動速度はもっと速く、こんなに長時間観察することはできない。また、光り方も隕石とは違っていて、飛行機雲である可能性が高い」と話していました。
そのうえで倉本教授は「撮影者からは太陽が見えなくなっているが、飛行機からは太陽が見える位置にあり、飛行機雲が太陽の光に照らされ徐々に暗くなっていく空で、光って見えたのではないか」と話していました。
NHKディレクターが撮影
1日午後5時前、NHK札幌放送局の取材班が、番組の撮影を終えて帰る際、むかわ町で、南側の空に光る物体が落ちていくのを見つけ撮影しました。
NHK札幌放送局の吉村美咲ディレクターは「空を見たら不思議なものが落下していると思って、急いで車を停めて撮影を始めました。ゆらゆら揺れながら真下に落ちていくのが見えました」と話していました。
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