自慢の愛機X68000
私の愛機、SHARP・X68000XVIの自慢です(^^;。隣においてあるのはX68000XVICompactではなくてPlayStation2(SCPH−10000)。
最初に買った68はACE−HDでした。今使っているのは二代目にあたるXVIです。デザイン的には私はACE−HDが一番好きですが、ACE−HDは壊れてしまって現在押入れの中です。一時期はACE−HDの筐体にXVIを入れて動かしていたのですが、いろいろとあってもとの筐体に戻ってます。いずれにせよ、i○acにも見習ってもらいたいぐらいのいいデザインだと思います。
こうやって自慢するくらいなのでうちの68君はいろいろと手が入っています。
まずPowerLED。
今でこそ青色LEDは珍しくありませんが、当時はなかなか入手しづらいものでした。今でもなかなか見かけない青赤2色のLEDに交換してあります。横浜のエジソンプラザで確か680円で購入。青がちょっと暗いのが玉にきず。
そしてMPU。アクセラレータのJupiter−Xβを搭載してます。
MPUはXC68060RC50(右の正方形)とMC68HC000RC16(左上)を搭載。1MBのSRAM(中央下の4個)と16MBのDRAM(左下)が搭載され、本体の遅いメモリの代わりに使うことによって高速処理を可能にしています(同クロックの060turboよりもちょっと速いらしい)。
ACEとXVIではMPUの位置が違うため、コネクタを二つ(中央と右上)つけて両方に対応できるようにしてあります。
Jupiter−X搭載状態。
68060はそれほど熱くならないのですが、制御用のGALがかなり熱を持つので上部にファンを追加してあります。拡張スロットの下側にあいている穴を広げ、そこから空気が流れるようにしてあります。後ろに出ているのはMPU切り替えスイッチ。FGの端子の代わりにつけてあります。
拡張スロットには満開製作所のMach−2と支那虎製作所のNeptune−Evolutionを挿しています。
Jupiter−X搭載機でMach−2のバスマスタ転送を使うためにMach−2のアドレスバスの上位何本か(確か8本)をJupiter−Xの子基盤のドライバに直接接続しています。バスマスタ転送はJupiter−X用にパッチを当てたHuman68kが起動してから可能になるので、$000000〜$07FFFFはソフト転送、$080000〜$BFFFFFはバスマスタ転送と設定してあります。Mach−2のメモリ自己診断は通らないので注意が必要。設定は手で$ED00A8に$00000001を書き込みます。
Jupiter−X搭載機ではNeptune−Evolutionの使用するアドレスがJupiter−X上のメモリにDMA転送するために使われる領域と重なっています。そこでJupiter−Xを改造してこの領域を別のアドレスにすげ替えてやります。具体的にはJupiter−X上のIC、U101(SN74ABT16244A)の35番ピン(β版の場合)を浮かせてVCCに接続してやります。教えていただいたShi−MADさんに感謝。
何で急にX68000を引っ張り出したかというと、EX68というX68000エミュレータで遊んでみたら懐かしくなったのです。エミュレータでも結構快適に動くのですけど、時々バスエラーを出してしまうことがあるので、やっぱり実機でやるのが一番だろうと。上記の通りそれなりに投資もしてますしね(^^)/。
追記:実はもう一台XVI−HDを買ってきてあります。Jupiter−Xで動かないソフト用(^^;。
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