■ 長谷の車田「御田植祭」
平成25年5月12日(日)、早朝から青空の広がる好天となり、三重県多気町長谷の車田で「御田植祭」が行われました。
お天気を予想してか、早朝からアマチュアカメラマンやマスコミ関係者、近隣の見物人など約150名が訪れ、この地方の風物詩と言われる長谷の車田「御田植祭」に熱心に見入っていました。
祭礼を執り行うのは、佐那神社・禰宜(ねぎ)の山下高史さん(65)。豊作を願う神事に続いて、花がさ、すげがさ姿の男女約20人が田んぼに入り、もち米「カグラモチ」の苗を、昔ながらの手植えで進められていきます。禰宜のたたく太鼓の音が響く中、中心から時計回りに広がりながら円周に向かい、等間隔で苗を植えていき、およそ40分で終了しました。
中でも地元佐奈小学校の生徒をはじめ、松阪市・津市などから9名の子どもたちが参加し、御田植祭に彩りを添えました。
かわいい早乙女姿に、多くのカメラマンたちは釘付けで、熱心にシャッターを切っていました。
御田植祭終了後、恒例の一八会・女性会員たちの手作りによる「おはぎ」が、見物人をはじめすべての参加者に振る舞われ、一同舌鼓をうっていました。
長谷の車田「御田植祭」(2013.05.21)
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