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濃硫酸入り容器 高速走行中のトラックから落下11月1日 23時56分
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川崎市から山梨県に向けて高速道路などを走っていたトラックの荷台から、濃硫酸が入った容器5つが落下し、このうち4つは回収されましたが、残りの1つが今も見つかっておらず、警察などが探しています。
先月31日午後5時半ごろ、東京・杉並区の首都高速道路の高井戸インターチェンジ付近の道路脇に、縦横26センチの大きさの容器が落ちているのが見つかりました。警察によりますと容器は、東京・品川区の商社「三明化成」が濃硫酸を入れていたもので、1つの容器に14リットルほどの濃硫酸が入っていたということです。
会社が、容器を運んでいたトラックの運転手に確認したところ、川崎市にある会社の営業所から、首都高速道路や中央自動車道などを通って山梨県内の別の営業所に向かう途中、荷台に積んでいた60個の容器のうち、5つが無くなっていることが分かりました。
このため警察などが、トラックが走った区間を調べたところ、これまでに4つが回収されましたが、残りの1つは、1日になっても見つかっていないということです。濃硫酸は、金属のメッキ加工などに使われ有害な劇物に指定されています。
会社はNHKの取材に対して「運転手からは、通常通りの手順で積んだと聞いているが、原因の究明を急ぎたい」としています。
警察は、無くなった容器を探すとともに、積み方などに問題がなかったか調べることにしています。
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