2013年11月2日00時05分
【ワシントン=大島隆】米情報機関の外国での活動を巡り、オバマ政権が苦境に立っている。欧州諸国を中心に新たな盗聴疑惑が次々と持ち上がり、各国が相次いで米国に説明を求める事態に発展している。
欧州議会は国家安全保障局(NSA)による盗聴問題を調査するため米国に代表団を派遣。29日から30日に国務省やホワイトハウスを訪問し、米側に説明を求めた。ドイツ政府の高官も30日、ホワイトハウス高官と協議した。
国務省は内容は明らかにしなかったが、サキ報道官は欧州や中南米諸国を中心に多くの国が調査団を派遣したり、米政府との協議を求めたりしていることを認め、「関係国と協議を続ける」と述べた。
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朝日新聞国際報道部
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