2013年10月31日11時25分
【ワシントン=行方史郎】米エネルギー省は今年7~9月の間に、火薬を使わないで核兵器の性能を調べる新しいタイプの実験をニューメキシコ州の研究所で実施した。実験は2010年11月に初めて実施され、今回で10回目。
実験は、「Zマシン」と呼ばれる装置で発生させた強力なX線を少量のプルトニウムに照射、高温・高圧の状態にして反応を調べる。同省国家核安全保障局(NNSA)が四半期ごとに公表する備蓄核兵器に関する報告書に記載があった。
NNSAではこの新型の実験を未臨界核実験を補完するものとして位置づけ、定期的に実施している。
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部
PR比べてお得!