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被災地でSL復活へ 復元作業が大詰め11月1日 18時18分
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東日本大震災の被災地の復興につなげようと、廃車になった蒸気機関車を復元し、主に岩手県で運行するプロジェクトの一環として蒸気機関車にボイラーを取り付ける作業が、さいたま市で公開されました。
JR東日本は被災地の復興につなげようと、昭和47年に廃車になったあと、盛岡市の公園に展示されていた「C58」と呼ばれる蒸気機関車を復元し、岩手県のJR釜石線などで運行するプロジェクトを進めています。
復元作業は、さいたま市大宮区にあるJR東日本の車両センターで去年12月から行われ、1日、その作業が報道関係者に公開されました。
作業では、長さおよそ9メートル、重さ12トンのボイラーなどをクレーンでつり上げて台車に取り付けていました。
この蒸気機関車は昭和15年に製造され東北地方で運行されていたということで、JR東日本はイベント用の列車としてこの冬以降の完成を目指すとしています。
JR東日本大宮総合車両センターの正田和弘車両技術主任は「できるだけ早く完成させ、被災地の復興に役立てたい」と話していました。
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