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大島 コミュニティー維持のため仮設住宅を10月31日 4時16分
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伊豆大島で起きた大規模な土砂災害で住宅に被害を受けた住民の生活再建について、大島町の川島理史町長は「コミュニティーを維持するために移転先は仮設住宅が望ましい」として仮設住宅の建設を国や東京都に要望していることを明らかにしました。
伊豆大島では10月16日に起きた大規模な土砂災害で、消防によりますと全半壊を含め106戸の建物が被害を受け、今も20人以上が町役場で避難生活を強いられるなど住民が新たな住まいをどう確保するかが課題となっています。
大島町ではこれまでに、避難所や島の外で避難生活をしている人に対して、生活再建に向けた意向を確認する聞き取り調査を進め、この中では、同じ地域で暮らしていた人たちとのつながりを被災する前と同様に保ちたいという要望が多く寄せられたということです。
大島町は、避難生活をしている人が今週中にも都の教職員住宅の空き室などに入居できるよう調整していますが、川島理史町長はNHKのインタビューの中で慣れ親しんだコミュニティーを維持して移転先でも生活できるよう仮設住宅の建設を国や東京都に要望していることを明らかにしました。
川島町長は「避難している人が今後、安心して暮らせるようどこへ移転して仮設住宅を建設するのがよいか国や都と協議したい」と話しています。
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