浜岡原発:5号機ディーゼル発電機2台停止 点検で電源断
毎日新聞 2013年11月02日 11時19分(最終更新 11月02日 11時28分)
中部電力は2日、停止中の浜岡原発(静岡県御前崎市)5号機の非常用ディーゼル発電機3台(A、B、C号機)のうち2台が、同時に約13時間停止していたと発表した。保安規定は、原子炉が停止中などの場合でも2台が稼働可能な状態にあることを求めている。
中部電によると、1日午後10時5分にB号機の故障を示す警報に作業員が気付き、同10分に停止しているのを確認した。今年7月に発生した圧力調整弁からの油漏れを受けて10月31日に行った点検作業時に発電機のスイッチを切ったままにしていたのが原因という。
A号機は異常が無く、C号機は1日午前9時24分から点検のため停止中だった。B号機は午後10時33分に復旧した。【和田憲二】