白鵬がおいっ子入門プラン

　大相撲九州場所（１０日初日・福岡国際センター）を控えた１日、舛ノ山（２３）＝千賀ノ浦＝がスタミナ強化に向けたプールトレーニングを行った。九州場所の７連覇を目指す横綱白鵬（２８）＝宮城野＝は、おいっ子の入門プランを明かした。

　白鵬が、温めている一つのプランを明かした。福岡県篠栗町の宿舎で１８番の稽古を終えた後「２番目の姉の息子を入門させたいな。馬を育てる人を何て言ったっけ？　調教師？　そうそう、そういう感覚だね」と夢を語った。

　おいっ子は姉・バスカさんの息子でムンショク君（１２）。日本の高校に相撲留学させてから入門する可能性もあるため当分先の話だが、モンゴルでは「横綱の子は横綱」と言われるほど血のつながりが大事とされる。入門すれば横綱候補と期待されるだろう。

　この日は宿舎の南蔵院に作ってもらった露天風呂に大喜鵬と仲良く入り、「天気がいいし気持ちいい。癒やされる」と順調な調整に笑みを浮かべていた。　（岸本隆）