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【大リーグ】

メッツ、サンタナの来季オプション行使せず 現役引退か

2013年11月2日 紙面から

 球団が持つヨハン・サンタナ投手(34)の年俸2500万ドル(約25億円)の来季オプション(選択権)を行使せず、550万ドルの解約金を支払う方向だ。一両日中に正式発表される見込み。31日の米放送局ESPN(電子版)が報じた。

 アルダーソンGMは先週、サンタナとの再契約について「可能性はある」と言及。別の球団首脳も、退団後に年俸を下げた上での再契約交渉には応じる構えを示し、「チャンスを与えるにやぶさかではない」と話した。

 左腕は2010年9月に左肩関節包の断裂で手術を受け、12年4月に復帰。同年6月1日のカージナルス戦では球団史上初のノーヒットノーランも達成したが、今年4月に同じ箇所を断裂し、再手術を受けた。現在はリハビリ中で、フロリダ州フォートマイヤーズで先週からキャッチボールも始めたという。ただ、全快が極めて困難な箇所を再び故障したため、完全復活は非常に厳しい状況。このまま現役引退の可能性も否定できない。

 “魔球”と呼ばれたチェンジアップを武器に2004、06年はサイ・ヤング賞を獲得。08年にメッツと当時の投手史上最高額となる総額1億3750万ドルで6年契約してからは故障がちで、メ軍での6年間は109試合で46勝34敗、防御率3・18だった。

 

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