10月の英製造業PMIは56.0にやや低下、輸出受注は堅調=マークイット
[ロンドン 1日 ロイター] - マークイットが1日発表した10月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)は56.0となり、前月の56.3(改定値)からやや低下した。ただ、2年ぶりの高水準となった8月の57.1に近い水準を維持している。輸出受注が堅調だったことが寄与した。
PMIは50を上回ると景況が改善、下回ると景況が悪化していることを示す。
マークイットのエコノミスト、ロブ・ドブソン氏は「英経済に占める割合は11%にも満たないが、製造業で見られている現在の力強い伸びは、このセクターが10月に景気を押し上げたことを意味している」と述べた。
輸出受注のサブ指数が53.6から56.5に上昇し、2011年2月以来の高水準となった。アジアや米国、大陸欧州、中東、ロシアからの需要が幅広く改善した。
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