WBSニュース
10月30日

進むか地方都市の企業誘致

アクサ生命が、大災害などで東京本社が機能しなくなった場合に備え、来年11月に「札幌本社」を新設し、本社機能の一部を移すことがWBSの取材で分かりました。大手企業が札幌に本社機能を移転させるのは、東日本大震災後、初めてとみられます。1,600人体制の東京本社に対し「札幌本社」には400人を超える人員を常駐させ、人事や決済業務、資産運用といった本社機能の一部を担わせ、非常時に基幹業務の50%以上を担います。札幌市はことし、道外企業の本社機能誘致に取り組み、企業1社につき最大6千万円を支給する補助金制度を新設。
福岡市は本社機能を移転する企業に対する補助金制度を設けています。支店より安定して雇用が生まれたり経済活動が行われるため、税収面でもメリットがあります。日本立地センターの藤田成裕次長は「本社機能とともに従業員も引っ越すので、学校や住居、病院などを提示できるかが問題」と指摘します。

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