【2012年版】Windows7におけるSSDの設定と最適化

投稿日 : 2013/07/31(水)19:21
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Windows7でのSSDの設定及び最適化についてまとめました。

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12/12/11追記
最近のSSD(今年・去年発売)ならWindows等のシステムドライブに使う限り
寿命を気にする必要なし!

これらの設定はあくまで「おまじない」だと思って下さい。これらの設定はSSDが
発売された当初から変わりません。最近のSSDは高容量・高耐久化しています。
昔のようにプチフリは起こりませんし、1箇所に書き込みが集中してすぐに寿命が来るということもありません。書き込む場所を分散するように制御されています。
寿命に関しても、1日に40GB書き込んでも5年保つという謳い文句の製品もありますので普通に使うなら寿命を気にする必要はなくなっています

詳しくは以下の記事を参照。
【SSD】そもそも細々とした最適化・設定といったものは必要ないらしい

なおこのページはデスクトップ向け(SSD+HDD)の設定のまとめです。
以下手順

SSDを取り付ける前にIDEからAHCIモードに変更する
AHCIモードかどうか確認する方法
デバイスマネージャの「IDE ATA/ATAPI コントローラー」の項をクリックして
****** SATA AHCI Controller」(MBのチップセットによって変わる)となっていれば
AHCIモード。そうでなければIDEモードです。

AHCI
もしもIDEモードだったなら以下の設定を行います。

レジストリエディタを起動して
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Msahci
 というサブキーをクリック。「Start」を右クリックし、「修正」をクリック。
表示される画面で、値のデータに「0」と入力してOKをクリック。(最初は3か4のはず)
その後再起動させてBIOSの画面に入り、IDEからAHCIに変更してまた再起動。

Windows 7を起動すると自動でドライバが導入されるので、インストール終了後に再起動。

【おまけ】SSDをSATA3ポートに接続しているか確認する
SATA3ポートではなくSATA2ポートに誤って接続してしまっていたらSSDの性能を十分に発揮できていません。ベンチマーク結果もこれくらい差が開いてしまいます。致命的です。

ちなみにAHCIモードにせずにIDEモードのままだと更に速度が低下しますよ!

Superfetch/Prefetch を無効にす
ちなみに、Windowsエクスペリエンス インデックスの値が5.9以下だと多分HDDだろう、
逆に6.5以上だと多分SSDだろう
コンピューターが判断し、自動でオンオフしてくれる
らしい。が、一応念の為に確認をしておく。
IntelのSSDの場合は、ダウンロード・センター で Intel® Solid-State Drive ToolboxをDL
してインストール。System Tunerの画面で「Superfetch/Prefetch」を「調整」をクリックして無効にする。

もしくは、
①レジストリエディター(regedit.exe)を起動。
②「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SessionManager\Memory Management\PrefetchParameters」キーを開く。
③「EnablePrefetcher」と「EnableSuperfetch」の項目の値を0に変更する。
④設定を変更したらレジストリエディターを終了してWindowsを再起動する。

自動デフラグ機能を無効にする
SSDの場合、データがばらばらに配置されていても読み書き性能が変化することはないのでデフラグの必要性はない従来のHDDデフラグツールを使用しても性能が向上するということはない。IntelのSSD を使っている人は、デフラグ・ツールの自動実行またはスケジュール実行を無効にすることをオススメする。SSDのみのドライブ構成で自動的にデフラグを実行するよう設定されている場合は停止するべき。単に不必要にSSDを消耗させるだけである

WIndows7ではSSD(Cドライブ)は自動的にデフラグ対象から外れるらしいが念の為に確認して
おく。「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「ハードドライブの最適化」をクリック。
未実行になっているか確認する。そして「スケジュールの構成」でCドライブが含まれてないことを
確認。もしくは「スケジュールを変更」をクリック、「スケジュールに従って実行する」のチェックを外す。

 

復元ポイントの削除
CCleanerを使い復元ポイントを削除する。削除してみて分かったけど復元ポイントは意外と
GB単位である。不安な人は念のため2,3個ほど復元ポイントを残しておくといいかもしれない。

仮想メモリを無効にする
スタート→コンピュータを右クリックしてプロパティ→システムの詳細設定
「パフォーマンス」の設定をクリック→詳細設定タブの「変更」をクリック
Cドライブを「ページングファイルなし」に設定する。

一時ファイルを移動する
スタート→コンピュータを右クリックしてプロパティ→システムの詳細設定→詳細設定タブの環境変数をクリック。ユーザー環境変数とシステム環境変数のTEMPとTMPを任意のドライブのフォルダに変更する。

ドキュメントやピクチャなどのフォルダをHDDに移動させる
Cドライブ→ユーザー→ユーザー名をクリックして各種フォルダをHDDに移動。
CをDなどHDDのドライブに変えればよし。

※ 例 . 画像はマイ ミュージックのもの

【追記】
WIndows7では標準でTrim機能はオンになっているので特に設定する必要はなし。


ファイルインデックスの作成を無効にしたり、Windows Search、最終アクセス日時(タイムスタンプ)の更新を停止したり、エラー情報やダンプファイルの作成を無効にする、といった設定必要ありません。

もともとこれらは大し書込量ではないと思いますし、最近のSSDでは1日に40GB書き込んでも5年保つ、という製品がありますので設定したところで時間の無駄だと私は思います。これらの設定はあくまで「おまじない」だと思って下さい。

んでもろもろ設定した後にベンチマークした結果。

おまけでこれらの設定を行ったSSDの現在の使用容量。

以上。

【関連記事】
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【SSD】そもそも細々とした最適化・設定といったものは必要ないらしい




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