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経済
【うめきた半年(上)】成功しない大阪「都市開発」…南港、OBP、中途半端な街づくり“食い散らかし”
2013.11.1 15:00
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とはいえ、すべてが順調というわけではない。専門店街の売上高は9月末で200億円と、来場者1人当たりの単価はわずか約740円。また、専門店街のカード会員のうち9割は大阪と神戸、京都。残る1割が和歌山などその他地域からで、近畿圏以外から訪れる人は微々たるものだ。
何よりも来場者の目的は主に商業施設であり、“一つの街”と呼ぶまでには至っていない。
財界首脳が発した“衝撃の一言”
「グランフロントはにぎわっているのか」
10月11日。うめきたなどのあり方について行政、経済界が議論する「大阪駅周辺地域部会」で、関西経済連合会の森詳介会長(関西電力会長)が放った一言に会場は静まりかえった。
関西経済界を牽引(けんいん)する一人として、森会長の頭には南港などの例がよぎったのかもしれない。「(関西以外の)東京などで知名度はそれほど高くない」と厳しい表情をみせた。
これに対し、三菱地所の林氏は「市民サークル活動を支援するソシオ制度ではいろんな活動が生まれている。こうした長期的な取り組みで、街のにぎわいを作る」と強調。短期的な集客や売上高の拡大に一喜一憂せず、腰を据えて「街を育てる」姿勢をみせるが、注目度が高いだけに周囲は早期の成果を求めがちだ。
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