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政治
元挺身隊女性にも賠償命令 韓国、戦後補償で3件目 「請求権消滅」認めず
2013.11.1 16:15
[民事訴訟]
太平洋戦争中、三菱重工業の名古屋市内の軍需工場などで強制労働させられたとして元朝鮮女子勤労挺身隊員の韓国人女性と遺族計5人が同社を相手取り損害賠償の支払いを求めた訴訟で、韓国南部、光州地裁は1日、原告の訴えを認め、同社に計6億8千万ウォン(約6300万円)の支払いを命じる判決を言い渡した。
韓国の裁判所が戦後補償訴訟で日本企業に賠償を命じるのは今年7月のソウル高裁と釜山高裁の判決に次いで3件目。
光州地裁は1965年の日韓請求権協定で韓国人の個人請求権は消滅したとする日韓両政府の見解に基づき棄却を求めた三菱重工側の訴えを「韓国の憲法価値に真っ向から反する」として退けた。
7月の2件の判決が元徴用工の請求権の存在を認めたのに続き、協定が適用されないとみなす範囲が拡大した。(共同)
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