2013年11月1日11時29分
日本一に王手をかけた東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠、日本製紙クリネックススタジアム宮城(仙台市宮城野区、Kスタ宮城)の愛称が、来年から変わることになった。
県営宮城球場の愛称の命名権を持つ日本製紙が、契約を更新しない方針を宮城県と球団に伝えた。2008年から年2億5千万円で命名権を取得。11年からは年2億円で契約を結んでいた。県は5日にも新スポンサーを公募する。
日本製紙は同県石巻市などに工場を持つ製紙大手。紙の需要が頭打ちになるなか、人員削減や設備集約を全国で進めている。宮城球場には、ティッシュなどの主力ブランド「クリネックス」を交えた愛称をつけ、「Kスタ宮城」の呼び名で親しまれてきた。
県などは、楽天がプロ野球に参入した05年から命名権を公募。当初は人材派遣会社のフルキャストが命名権を取得し、「フルキャストスタジアム宮城」の愛称をつけていた。
楽天が今季、Kスタ宮城などで主催した72試合の観客動員は過去最高の128万人に達した。
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