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自衛隊法改正案 衆院通過
11月1日 14時54分

アルジェリアで起きた人質事件を受けて、海外で緊急事態が起きた際、自衛隊が日本人を陸上でも輸送できるようにする自衛隊法の改正案が、1日の衆議院本会議で、賛成多数で可決され参議院に送られました。

自衛隊法の改正案は、ことし1月に日本人10人が犠牲になったアルジェリアでの人質事件を受けて、海外で緊急事態が起きた際、自衛隊が日本人を輸送する手段として、従来の航空機や船舶に新たに車両を加え、陸上でも輸送できるようにするものです。
この法案を巡って民主党は、自衛官がテロリストなどの抵抗を抑えるため武器を使えるよう武器使用基準を緩和することなどを求め、与野党間で調整が行われてきました。
その結果、海外で活動する自衛隊の適切な武器使用の在り方を引き続き検討することなどを盛り込んだ付帯決議を、衆議院安全保障委員会で採択することで折り合い、先月31日の委員会で賛成多数で可決されました。
これを受けて、1日の衆議院本会議で法案の採決が行われた結果、自民党、民主党、維新の会、公明党、みんな党、生活の党などの賛成多数で可決され、参議院に送られました。

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