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【格闘技】

亀田和毅が12・3初防衛戦

2013年11月1日 紙面から

12月3日、初防衛戦が決まった和毅=東京都葛飾区の亀田ジムで(竹下陽二撮影)

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 WBO世界バンタム級王者亀田和毅(22)=亀田=が12月3日に大阪市のボディメーカーコロシアムで、同級6位イマヌエル・ナイジャラ(28)=ナミビア=を相手に初防衛戦を行うことが31日、発表された。減量苦の和毅は「バンタム級はあと3試合。統一戦をやって、その後スーパーバンタムに上げたい」と、WBCバンタム級王者山中慎介(帝拳)との一騎打ちを呼び掛けた。12・3大阪大会ではIBF世界スーパーフライ級王者で兄の大毅(亀田)の統一戦、IBF世界ミニマム級王者の高山勝成(仲里)の初防衛戦が決まっており、トリプル世界戦となる。

 和毅の初防衛戦の相手がやっと決まった。

 「10人以上にオファーを出したけど、全部断られた。試合ができないかと一瞬、焦った。王座奪取はフィリピンだったけど、(今回は)日本でできるからうれしい。今は決まってワクワクしている」。ナイジャラは17勝11KO無敗1分けという強豪。和毅が8月に王座を奪ったアンブンダと同門とあって、気合を一層入れてくることが予想されるが「前回は勝つことが先決でKOは狙ってなかったけど、今回は中盤でKOする。最近また強くなってるから。試合見れば分かるよ。フフフ」と自信満々に言い放った。

 8月に王座に挑戦したときは、減量苦で発熱。脱水症状が出て、前日計量後に病院に運び込まれた。今回も厳しい減量が予想されるが「バンタムはあと2試合。できて3試合やな。次の次は1位との指名試合。その後に統一戦。強いヤツとやらんと。ファンもビッグマッチ見たいやろからな」。言うまでもなく、統一戦とはWBC王者山中との一騎打ちを指している。「山中戦はいつでもOK。選手同士はやりたがっている。プロモーター同士の交渉が一番難しい。テレビの関係もあるしな」

 初防衛戦で予告通りのKOを果たせば、ドリームマッチが現実味を帯びてくる。(竹下陽二)

 

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