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【サッカー】浦和 前日練習全部見せます あすナビスコ杯決勝2013年11月1日 紙面から 2日のナビスコ杯決勝の柏戦に向け、浦和のペトロビッチ監督(56)は前日の1日に試合会場の国立競技場で実施する公式練習を完全公開する。一般的には冒頭以降は非公開にするのが通例だが、セルビア人指揮官は「サッカーには秘密、隠すものはない」と明言。人気低迷にあえぐJリーグの“秘密主義”に一石を投じつつ、10年ぶりのナビスコ杯制覇へ、浦和が「フルオープンスタイル」を貫徹する。 決戦を前に積み上げた実績、自信に揺らぎはない。「自分の仕事と自分のチームの力を、私は信じている」。そう語るペトロビッチ監督の表情には、泰然とした決意がにじんだ。だからこそ、柏とは異なる「正道」を貫く−。 ペトロビッチ監督は柏のネルシーニョ監督について「日本で実績、タイトルを手にしている。間違いなく、このリーグで最も素晴らしい監督の一人」と手放しでたたえた。ただ、一つだけを除いては…。 10月27日のリーグ・浦和戦(埼玉)前に3日連続で非公開練習を敢行した柏に対し、ペトロビッチ監督はこう言い放った。「工藤がストッパーをやったらサプライズだ。クレオがリベロをやってFWでなかったら、そのままオールサプライズだ。柏が(練習を)クローズして何か目新しいことがあったかと言われれば、私はそうは思わない」 さらに、指揮官の持論はリーグ全体へと向かい、「各チームが観客動員を増やそうと活動しているのとは反対に、最近は非公開にするチームが増えているのは矛盾していると思わなくもない」と指摘。試合への過程を公開するのも大事な文化の一つと言い、「サッカーはオープンなものであってほしい」と語った。 優勝の極意に秘策や隠し事は必要ない。包み隠さず、浦和はタイトル奪回への道を堂々と歩む。 (松岡祐司) PR情報
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