【光州(韓国)=中野晃】第2次世界大戦末期に「女子勤労挺身(ていしん)隊員」として10代で朝鮮半島から徴用され、三菱重工業の名古屋の軍需工場で働かされた韓国人女性や遺族5人が、同社を相手取り損害賠償を求めた訴訟で、韓国の光州地裁は1日、女性や遺族らの個人請求権を認めたうえで、同社に賠償を命じる判決を言い渡した。
戦時中、日本の軍需工場などに動員された韓国人の元徴用工らの個人請求権をめぐっては、韓国の大法院(最高裁)が昨年5月、日本企業に対する韓国での請求権は消滅していない、とする初の判断を示した。