参院議院運営委員会の岩城光英委員長は1日、山本太郎参院議員(無所属)が10月31日の園遊会で、天皇陛下に手紙を手渡したことについて事情を聴いた。5日に同委員会理事会を開き、対応を協議する。

 事情聴取には与野党筆頭理事が同席した。水落敏栄・与党筆頭理事は記者団に「理事会にかけて、何らかの処分はしなければいけないと思っている」と述べた。

 山本氏は今年7月の参院選東京選挙区に脱原発を掲げて初当選。東京電力福島第一原発の事故の現状を伝えたかったといい、天皇の政治利用を否定している。手紙には原発事故による子どもたちの被曝(ひばく)や作業員の労働環境の現状などを書いたという。31日、記者団に「政治家である前に人間として憂えを持っている。身分を横に置いて、思いを伝えたかった」と述べていた。