障害児の性教育は親としては頭の痛い問題の一つ。
わが家は男の子2人なので、お○ち○んの問題。
一度、ある学校が障害児教育の識者という人を招いて、勉強会を開いた。
講演会のあとのフリートーキング
最初は身の回りのこと、就職のことといった議題だったたが
ご夫婦で来ていたあるお母さんが聞いた。
「うちの子は男の子ですが、親に隠れて△ち△ちんを触っているようなんです。こういう場合、どう対処したらいいんでしょうか」
それをきっかけに質問がどんどん出てきた。
「うちのはよくズボンの上から触っているんです。」
「うちのは寝るときに、枕や掛布団を又にはさんでいることがあるんです。」
識者と呼ばれた人は
「それはご心配でしょう。」
「人前でやったりすると、目につきますからね。」
母親
「そうなんです。それで外で出したり、女の子に触ったりしたらどうしようかと・・・」
識者
「そういう心配は常にあります。まめに様子を見ていくしかないかと・・・」
母親
「でも始終ついているわけにはいかないし・・・」「
識者と言われる人も回答は出せないようだった。
私はずっと聞いていて違和感があった。
何が問題なのかわからなかったから。
だってですよ、
「親に隠れて△ち△ちんを触っている。」 「(゚ペ)
「ズボンの上から触っているんです。」 「(ーヘー;)え~と...
「寝るときに、枕や掛布団を又にはさんでいることがある。」 「(´へ`;ウーム
これって全部男の人は身に覚えないですか?
この日は性教育の話が出るということからか
お父さんたちも結構来ていた。
みんなはどうなんだろう??
で恐る恐る聞いてみた、
「あの、それって男の子としては普通だと思うんですけど。
正直私なんかも経験があるし。。。((^┰^))ゞ テヘヘ
それを契機にお父さんみんながしゃべりだした
「やっぱりそうですよね。」
「うちの子なんかも、私と同じことをしている。」
「うちなんか、母親にキスしようとしますよ。私のまねかな・・・。」(そんなカミングアウトいらない!)
「悪いことなんかじゃないですよね。」
母
「でも親の目を盗んでやっていると・・」
私
「親の視線を気にするとか、罪悪感のようなものがあるということは、正しい感情だと思います。そんな意識ができるということは、立派な成長じゃないですか。」
母
「外でやることはないかと・・」
どこかのお父さん
「一人で外を歩くことはほとんどないでしょう。」
「親の目を盗むということは、外でもやらないんじゃないですか。」
「もしやってもごめんなさいですみますよ。」
その間、識者は黙って聞いているのみ。( ̄Д ̄;;
健常児だったら問題にもならないことが、
障害児だからということとで、問題としてみられてしまっている?
特に健常児だと自分で制御・処理できることが
障害児だと親がしなくてはいけないと思うので
どうしたらよいのか悩んでしまう。
性別が異なる場合は特にそう。
冷静に考えてみると、人間の成長なんだから
みんな自分も通過して来た道のはず。
それが体が成長しすぎてから遅く出てくることが多いので、とまどうのかもしれない。
なので、自分がどうだったかを思い出して
おおらかに考えればいいと思う。
最後に私が言ってしまった。
「な~に、おち○ん○んいじりなんて、そんなに神経質になることはありません。
みんなやっていることだしね。
健常児のほうが、もっとすごいこと親の目を盗んでやってますよね。」(´‐` ○)\(○`ε´○) コラ!コラ!(笑)
お父さん
「そりゃそうですね。」
「XXXさん(私です)なんか特にそうでしょう。」(爆笑)
というわけで話は終わりましたとさ。。。
めでたしめでたし。
で、後日談
この時の話は結構話題になり、学校のPTA報にまで載った。
それも実名入りで。。
恥ずかしくて学校に顔を出せません。。。" "(/*^^*)/ハズカシ
でも後のおやじ同士の飲み会で、感謝された。
「XXさんのあの一言のおかげでずいぶん気が楽になりました。」
「うちの妻もそう言ってました。障害児だからって、気にしすぎるところはありますよね。」
かなり照れ臭かったが、そういう自分もそういうところは否定できない。
自分でやると主張しているな、という時は極力黙っていようと思うが、
スピードが遅いと、どうしても口や手を出してしまうしね。
そうすると成長を邪魔してしまう。。
そうか、これって仕事場と同じだな。
程度の差はあれ、人間ってそんなに変わらないもんなんですね。
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