2013.11.1 05:04(2/3ページ)

掛布氏も寝る間なし!?虎将、秋季C「とことんやる。覚悟しろ!」

高知龍馬空港で歓迎を受ける和田監督。地獄の秋が幕を開ける-

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 土佐湾の波音もかき消すような指揮官の固く、激しい意志表示だった。1日に幕開けする秋季キャンプは、寝る間も惜しむハードメニューとなる。いきなりの7勤に加えて、早出、ミーティング、夜間練習…。地獄の20日間はコーチ陣も同じ。当然、新任の掛布氏だって、同じだ。

 「とことんやる。『覚悟しろ!』というところだな。スケジュールはきついかもしれないが限界を伸ばさないとスタミナはつかない。とにかく野球漬け、野球小僧やな」

 芸西村の宿舎へ入った和田監督が、全体ミーティング後に決意表明。一切の妥協を許さない厳しい姿勢を打ち出した。

 20日間で休日がわずか2日という過酷日程。全ては若虎の底上げのためだ。指揮官は「いろんな可能性を持っている選手たちだから可能性を自己限定しないで、コーチはそこを引き出す。帰るときには違う顔で帰らせないといけない」と、2日から掛布GM付育成&打撃コーディネーターも合流するコーチ陣へも熱い言葉を続けた。

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