阪神・藤浪晋太郎投手(19)が31日、11月1日から行われる秋季キャンプに向け、空路で高知・安芸に入り。改めて、体力強化とフォーム固めを誓った。
「課題を潰すなら、技術的なことをやった方がいいですが、課題を潰したところで、そのまま春のキャンプまで持っていけるかわからない。まずは冬に向けて、しっかり体を作っていきたい」
肩の疲労を取り除き、肩周りの筋力アップと、ランニングなどで土台を作り。そして技術面の修正は、踏み出す左足が三塁方向にいき過ぎるインステップの矯正。19歳ながら、自身の中で明確に、秋季キャンプの意義はわかっている。
「しっかり与えられたメニューをこなすというよりも、積極的にやっていきたいです」。強い向上心を持った青年が、さらなる飛躍への糧をつかむ。(渡辺 洋次)
(紙面から)