高知入りするオマリー。助っ人の残留交渉にも出馬!?【拡大】
阪神が31日、新任のトーマス・オマリー打撃コーチ補佐(52)に対して、マット・マートン外野手(32)の残留交渉への“出馬”を熱望した。来季去就が不透明なM砲だが、オマリーが残留への使者になるかも!?
オマリーコーチに課された「特命」は、打撃指導や助っ人の心のケアだけじゃない。球団幹部はマートンとの残留交渉に同コーチが同席する可能性を問われ、「やれることがあるなら、やってもらいたい」と話した。
マートンは今季で2年契約が切れる。残留か米球界復帰か、22日の帰国の際は「神の導き」と明言を避けた。球団は来季も主軸として計算しているが、まだ不透明だ。
和田監督はオマリーコーチについて「外国人選手の細かいところ(のケア)を」と話したが、2004年から6年間、駐米スカウトとしてM砲の調査にも関わっただけに交渉の“助っ人”としても期待したいわけだ。
安芸入りしたオマリーコーチは「和田監督とは2003年に一緒にコーチをしたし、同じ打撃理論をもっている。キャンプではじっくりと選手を見て、理解したい。シーズンに向けて伸びていくことが大事。その手助けをしたい。ガンバリマス」と決意表明。グラウンド上だけでなく、仕事は山ほどありそうだ。
(紙面から)