福島 原発事故と放射能汚染に対する取り組みについて
放射能測定機器メーカーとして放射能汚染に対して対処出来る事は何か?
 福島の原発事故からすでに1年半以上経過しましたが、時間の経過と共に放射能汚染に対する興味や危機意識が急速に風化して来ている様に思われます。ガイガーカウンタを我先に買い求めるパニック状態が嘘の様に終息してこれからは”食品の放射能”に意識が変わって来ています。

特に、放射線感受性の高い子供の食の安全を確立する事が急務で、信頼できるシステムを構築する必要があります。弊社では測定器と言う方面からより簡単に、より正確に、より多くの食品を測定する装置を開発致しております。

これから、ホットスポットの高濃度のセシウムが北風で埃として飛散し、子供たちがサッカー等で砂塵を吸い込むことで恐ろしい内部被ばくに変わる事危惧しています。100cc液体中の数ベクレル以下のセシウムを測定する高感度放射能測定機も完成に近づいて来ています。1日でも早く測定が可能になるよう努力致しております。

食品中の放射能を測定していて気が着いた事ですが、福島でも非ホットスポットともいえる。全く汚染されていない市町村の存在です。全くと言っていいほど放射能が検出されませんでした。機械の故障かと思うほど、殆どバックグラウンドレベルでした。この様な安全な場所に仮設住宅や子供の避難場所を作るべきだと思います。正しい測定器で丁寧に測定する事の重要性を認識すべきだと思います

福島の原発事故で、Cs-137等の放射性物質が広範囲に拡散して重大な放射能汚染を引き起こしてしまいました。ガイガーカウンタを我先に買い求めるパニック状態は嘘の様に終息しました。現在では、殆どの人が全国に点在するモニタリングポストの数値だけで安心している様に思えます。

私も、全国に点在するモニタリングポストの数値だけで安心していた一人です。0.1uSv/hなら大騒ぎするほど大した事では無いなと思っていました
。iFKR-254の開発を終えて何気なく窓際に置いて測定して腰を抜かすほど驚きました!Cs-134,Cs-137がはっきりとピークで認識できたのです。慌てて、庭の芝生や、雨どいを測定して事の重大さに気が付きました。つくば市でも取り返しがつかない放射能汚染が起こっていたのです。その後。iFKR-254のユーザ様から”大阪”、”岐阜”などまでCs-134,Cs-137の検出を知らされました。

今一番重要な事は、雨が降って出来た水たまりの後は全てと言っていいほどホットスポットを形成しています。しかも細かい砂状のなぜか黒っぽい色に見えます。これがとんでもなく強い放射能を持っています。これを吸い込むと恐ろしい内部被ばくに変わります。このホットスポットの除染が急務かと思います

iFKR-508の測定例です。2インチのCsI(Tl)でも充分な分解能と長時間安定性を持っています。”スペクトル・サーベイメータ”でなければ見えなかった物が見えてきます。Cs-134 とCs-137の存在が0.08uSv程度でも確認できます。
左の画像は1インチのCsI(Tl)の iFKR-254で取った空間線量のスペクトルです。サーベイメータとして表示されるのはわずか”0.08uSv/h程度の数値ですが1000秒の測定時間でCs-134とCs-137、K-40が確認できます。

左下の画像は核種判定コマンド”Find"の結果です。Log表示ですが、赤色でCs-134、黄色でCs-137を認識しています。測定場所は”つくば市”で高さ70cmの机の上で窓際においてガラス窓を隔てて外側は芝生です。

モニタリングポストの線料率をインターネット等で閲覧しているうちは0.08uSv/hと言う数値だけの情報でしたので、なんとなく安心していました。たいした数値ではないと言う変な安心感がありましたが・・・原子炉からしか出ないCs-134がこれほどはっきりとスペクトルに現れると”放射能で汚染されていると強く感じてしまいます。”

2インチのCsI(Tl)検出器で建物の周りを測定してみましたら、排水溝の上や雨どいの周りにかなり強いホットスポットが有りました。

いままでモニタリングポストでは、空間線量を数値でしか情報として発信されていませんでしたが弊社では出来る範囲でスペクトルを見れる様にホームページを更新して行きたいと思っています。

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