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◆コナミ日本シリーズ2013第5戦 巨人2―4楽天=延長10回=(10月31日・東京ドーム) 星野監督の声は、勝利の興奮で熱を帯びていた。延長10回の死闘を制し、悲願の日本一に王手をかけた。「今日ほど、しびれたゲームはないね。本当は9回で終えて帰りたかったけど、それも、みんなが楽しんでくれたから、いいや」。全てが報われた勝利に、感無量の表情だった。
則本に、全てを託した。26日の初戦で124球を投げ8回2失点で敗戦投手となったルーキー右腕を、2点リードの6回から投入。迷いはなかった。「内海も中4日できていた。リードしてたら6回からという頭があった」。9回が始まる前はベンチで祈った。結局、同点に追いつかれたが、10回も先頭で打席に立たせた。「自分で(同点にされた)責任を取れい!」と指揮官は覚悟を決めていた。
先発の辛島は5回まで1安打無失点の好投を見せた。星野監督が先発を決めたのは30日。シーズン中は何度も大量点を喫し、裏切り続けた左腕だが、指揮官の考えは、勝敗を超えたところにあった。「来年のローテーションを守ってもらわないといけない。成長してもらわんといかん。勝つことが前提にあるけど、1人でも多く、この日本シリーズを経験させたい。経験させながら勝つ。それが俺のやり方だ」
第4戦でも育成出身の新人・宮川を、3点リードの4回から投入していた。1死も取れずに最後は危険球で退場したが、闘将は「俺のミステーク」とかばった。結果を恐れずに選手をグラウンドに送り出す星野采配が、勝利を呼び込んだ。
舞台が本拠地に移る2日の第6戦は、絶対的エース・田中が先発する。星野監督は「いい舞台を、みんなで作ったんだから、大いに力を発揮してくれればいい」と期待を寄せた。中日、阪神の監督として3度、敗れ去った日本一への挑戦は、4度目だ。しかも、相手は人生の宿敵・巨人。「東北、仙台のみなさんの前で宙に舞いたい!」。悲願の頂点は、目前に迫っている。
(2013年11月1日06時05分 スポーツ報知)
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