大阪府は29日、健康医療部長と住宅まちづくり部長を内外から公募すると発表した。任期は2014年4月1日からの3年間。健康医療部長については医師免許を持ち、公衆衛生に関する経験や知識を持つ人材を募集する。
定例会見で松井一郎知事は公募する人材について「広い知見を持ち、民間の感覚を持って恐れず挑戦していく人、行動力などに重点を置き選んでいきたい」と話した。
募集期間は11月1日から同29日まで。現任の両部長が13年度末に定年を迎えるため、後任として募集。都市整備部長も定年となるが「震災、南海トラフ対策への対応に部が一丸となっているところ」と話し、内部から指名する意向を示した。
公募職員の不祥事が相次いだ大阪市が公募のあり方についての検討委員会を立ち上げることに関し、松井知事は府の人事担当者をオブザーバー参加させるとし、「委員会での中身を参考に、今後の府の公募のあり方を決めたい」と話した。
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