米失業保険申請:34万件に減少-4週平均は35.6万件に増加
10月31日(ブルームバーグ):先週の米新規失業保険申請件数は前週比で減少した。カリフォルニア州では未処理分の手続きが完了した。
米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数 (季節調整済み)は34万件と、前週の35万件から1万件減少した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は33万8000件だった。労働省の報道官が統計発表時に述べたところによると、カリフォルニア州は先週の申請件数について、それ以前の申請分は含まれていないと説明した。
レイモンド・ジェームズ・アソシエーツのチーフエコノミスト、スコット・ブラウン氏は「問題なのは雇用創出だ」とし、「リセッション(景気後退)時に失われた雇用を十分取り戻してはいない」と続けた。
より変動の少ない4週移動平均は35万6250件と、前週の34万8250件から増加した。政府機関閉鎖とカリフォルニア州での問題発生の前となる9月末の段階では、4週平均は30万5000件だった。
失業保険の継続受給者数は19日までの1週間で3万1000人増加して288万人だった。
原題:Jobless Claims in U.S. Decrease as California ClearsBacklog (2)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Lorraine Woellert lwoellert@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net
更新日時: 2013/10/31 23:17 JSTニュース一覧
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