NZドル、米ドルと円に対し下落-豪ドルは対円で下げる
10月31日(ブルームバーグ):ニュージーランド(NZ)ドルは31日、米ドルと円に対し下落した。
NZ準備銀行(中央銀行)のウィーラー総裁は同日の声明で、「インフレ圧力の低下につながる為替レートの持続的上昇で、将来の政策金利の引き上げの時期と規模に関して中銀の柔軟性が増大するだろう」と表明。ニュージーランド銀行の通貨ストラテジスト、マイク・ジョーンズ氏(ウェリントン在勤)はこの声明について、「NZ中銀の引き締め見通しが遅れる可能性を強く示唆している」と説明した。
NZドルはシドニー時間午後5時8分(日本時間同3時8分)現在、0.2%安の1NZドル=0.8251米ドル。円に対しては0.4%安の1NZドル=81円09銭。
豪ドルは主要16通貨中14通貨に対し上昇。豪州の住宅建設許可件数が市場予想を上回る伸びとなった。豪ドルは米ドルに対してはほぼ変わらずの1豪ドル=0.9488米ドル。対円では0.2%安の1豪ドル=93円29銭。
原題:Kiwi Falls on RBNZ Rate Flexibility; Aussie Up on HomePermits(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:シドニー Candice Zachariahs czachariahs2@bloomberg.net
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更新日時: 2013/10/31 16:41 JSTニュース一覧
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