2013年10月27日

自宅療養

///

 スンドゥブってのを作ってもらった。
 よく分からないけど、何種類もの辣油を合わせてあるみたいで、とても美味しかった。

 怒濤の二泊三日、どっと疲れがきた。
 よく分からないけど、観光だけの旅行ならいざ知らず、飲んで食ったからだろう。

 夜は一年に一回あるかないかのカップ焼きそば。
 随分と作りやすくなったし、随分と美味しくなった。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年10月26日

新千歳空港

/ホテルのバイキング/白い恋人パーク/サッポロビール札幌工場/けやき新千歳空港店@新千歳空港にて味噌拉麺/

 朝食はホテルのバイキング
 このトレーとメニューを見ただけで何処のホテルに泊まったのか分かる人もいることでしょう。
 飲み物はジュースだけではなくコーヒーやトマトジュースも用意されていますが、大好きな牛乳で。

 その地に市電が走っていれば必ず乗ることにしているのに、今回の札幌では乗れず。
 こんなコトでは全市電乗車はいつになるか分からない。
 今後増えていくとは思えないので一つ一つ乗っていけばいいのですが、あるとき未乗車の市電が廃止されてしまって不戦勝にならないことを祈る。

 午前中に札幌駅から観光バスで10分ほどの白い恋人パーク、北海道のお土産と言えば白い恋人である。
 土日は製造ラインが止まっていたけど、ビデオで説明を受けて。

 お土産を買って帰ると約束してしまったので、ここで買うことにする。
 ここパークでしか販売されていないお菓子も合ったけど、とてもお土産に出来る値段ではない。

 その後、40分ほどしてサッポロビール札幌工場、前回は沖縄のオリオンビールの工場でした。
 って、工場見学の前に食事、札幌で食事と言えばジンギスカン、ジンギスカンと言えば生ビール。
 6人席ずつに区切られていたけど、ウチらの席だけ5人しかいなくて、やや肉が多し。
ご飯は要らないんだけどなぁ、残せないし。

 そしてビール工場見学、こちらも土日は製造ラインが止まっていて、ビデオでの説明。
 しかしして、案内の女性はこちらの方が何倍も好み、まあ、好みですけど。
 クラッシックを二杯いただいて、飲み終わったらバスに乗って一路、新千歳空港へ。

 飛行機の出発時間まで2時間ほどあり、各自お土産店に散っていく中、皆がラーメン道場に行くので、ついつい釣られてしまって。
 けやき新千歳空港店@新千歳空港、本店原理主義なのになぜか支店から食べてしまいます。

 一昨日、昨日と何度も本店で食べるチャンスはあったのですが、なんとなく行きそびれてしまいました。
 カウンターもある40、50席の店内、時間的なこともあって会場全体が空いていて、店員さんの呼びかけが大きくこだまします。

 メニューを見ると味噌としてプレーン、コーンバター、角煮、にんにく、ネギ、辛い、チャーシュー、煮玉子と用意されていて、たらば蟹入りもあります。
 味噌以外は鶏白湯のみ、って「鶏白湯」はスープであってタレじゃないんですけどね。

 程なくして味噌拉麺850円、壁際のカウンター席に座ったのが運の尽き、なんとも光線が悪い席で写真が上手く撮れません。
 多くの北海道のラーメンがそうであるように表面を覆ったラードがかなり熱そう、一口目をレンゲでスープを飲めば猫舌の私なら大火傷しそう。
 箸を差しいれて麺をすくい上げて食べる、中太のプリプリ麺ですけど、何となくスープ専攻の位置付けに思える。
 続けてスープを飲んでみると、熱いけれども熱いだけじゃなくて旨味もあるのがけやきのラード、がスープによく染み渡っている。

 多くの食材を複雑に組み合わせて作り上げた唯一無二の味わい、味噌ラーメンを食べ慣れた北海道のラーメン好きを唸らせるのもよく分かります。
 野菜はキャベツがメインでモヤシ、ニンジン、キクラゲ、白髪ネギもいい感じです。
 スルッと食べてしまってご馳走様、次は本店に行ってみるかな。

 さて搭乗、フライト、またくる北海道。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

2013年10月25日

旭川、札幌

/蜂屋本店@旭川市にてラーメン/山頭火旭川本店@旭川市にてしおらーめん/らーめんや天金四条店@旭川市にて正油ラーメン/大宴会/らーめんそら@すすきのにて辛味噌らーめん/

 朝食はホテルのバイキング。
 このトレーとメニューを見ただけで何処のホテルに泊まったのか分かる人もいることでしょう。
 飲み物はジュースだけではなくコーヒーや牛乳も用意されていますが、大好きなトマトジュースで。

 札幌市内にも行きたい店、行かなくちゃいけない店が沢山ありますが、みんなが「旭山動物園」に行くというので、旭川へ行くことにしました。
 札幌―旭川間は普通電車なら3時間半で片道2420円ですけど、これでは「集合時間」に戻って来られません。
 特急だと同1時間半で4170円、一時間に一本走っているので、どうしても行くならこちら。
 なんか格安きっぷが無いかと探すと自由席往復割引きっぷで4940円、じゃあ、それでそれで。

 旭川駅に着くとその巨大さにしばし呆然、って乗り継ぎ電車待ちですが。
 お店まで歩いてもいけるけどせっかくならと一駅乗って、旭川四条(あさひかわよじょう)駅へ。
 普通に切符を買えば2420円料金内ですけど割引きっぷなので160円を別に支払います。

 駅から歩くこと数分で蜂屋本店@旭川市、創業店は別の店舗として近くで営業されています。
 本店原理主義の私としてはどちらに行くか悩みどころですけど、悩んでいると言うことはどちらでも同じと言うことで本店にしました。
 ラーメン屋なのに蜂屋って変わっているなと調べてみたら、ラーメン屋の前に営業されていたソフトクリーム屋で(佐藤が不足している時代なので)蜂蜜を掛けて「蜂屋」としていた名残だそうです。
 店内はガランとしていてテーブル席のみ50席、厨房には男性店員さん一人、ホールは女性店員さん2人、私語はおろか身じろぎひとつせずに佇んでいます。

 テーブルに着くと同時にお冷やを置きながらその場にいらっしゃるので「ラーメンをお願いします」と注文すると、「濃いめ、薄めのどちらにされますか」と聞かれます。
 うーん、何の下調べもしていないから聞かないとどっちがどうなのか分からないぞ、でも「選んで欲しい方」を先に言うだろうから濃いめ。
 メニューはラーメン、大盛り、チャーシューメン、メンマラーメンと一味しかなく、サイドメニューはライス、ザーサイ、飲み物はビール、お酒、サイダー。

 後から来たお客さんはメニューを見ずに「しょうゆのあっさり」と注文されていて、慌ててメニューを穴が空くほど睨みつけたけど、醤油も味噌も塩も書かれてない。
 外は雪ではなく小雨が降っていますが、ぴしっと閉めた戸から雨音が聞こえるほど店内は静まり返っています。
 フリースを脱ぐのを戸惑うほどの気温ですが、戦後すぐから90年に渡って数え切れないほどのお客さんに食べられたラーメンが、今、まさに食べられると思うとお冷やの冷たさも感じません。

 程なくしてラーメン700円、「濃いめ」でお願いした豚の脂身とラードに鰹節を加えて煮詰めたラードの香りがたまらない。
 スープは豚骨出汁とあじの丸干し出汁のダブルスープ、各々のスープを冷ましてから合わせているとのことで、味が混じり合わずに別々に存在する。
 この味が混じり合っていないのがスンゲエ旨いじゃないですか、
 北海道のラーメン屋さんは開店するときに製麺所から暖簾を贈られる習慣があり、つまり、暖簾に製麺所名が染め抜かれているのですが、この店は自家製麺なので製麺所名が染め抜かれていません。
 ※現在では蜂屋創業者の兄弟が創業者の加藤製麺の特注麺を使ってるとのこと。

 この縮れた細麺が実によくスープに合います、食べているウチにスープが馴染んできてどんどん美味しくなっていくし。
 驚くほど大きなチャーシュー、隙間を埋めるようにたっぷりのメンマ、白ねぎ、シンプルにして一番美味しい組み合わせです。
 スルッと食べてしまってご馳走様、ああ、美味しかった。

 小雨の中を15分ほど歩いて、一瞬、逆方向に歩いて道に迷ったりしながら、何とか次の店に到着しました。
 山頭火旭川本店@旭川市ホームページ)、北海道から四国は高松まで26店、アメリカに8店、カナダに2店、アジアに12店も展開しているチェーン店の本店がここですか。
 重々しさは全く感じられず、ちょっと帰りに寄っていこうかと暖簾をくぐってしまいそうな気軽な趣ですね。

 店先には何気なく真っ白な暖簾が掛けられているけど、この白さを維持するのは並大抵のコトでは無いでしょう。
 店内に入ると推し量るまでもなく清潔感が溢れていて、半分ほどの入り、カウンター席を案内されました。
 ちらっと数えてみるとカウンターが9席、4人掛けテーブルが3卓、2人掛けが2卓、かなりゆったりめの配置ですね。

 スタンダードメニューは全国均一メニュー、価格のようで、しお、しょうゆ、みそが800円、辛味噌が850円、都内なら「強気の価格」とか「CP悪い」と言われること必須ですけど、10年以上前からこの値段ですから。
 猫舌ラーメンという一見どんなラーメンか分からないメニューもありつつ、サイドメニューにはいくらごはんとかあります。
 本店ならではの限定メニューもあるようですけど、やっぱり山頭火と言うことで基本の塩味にしてみました。

 目の前の厨房のやりとりをボケッと眺めているウチにしおらーめん800円、随分とレギュラーメニューを食べていないけど間違いない麺相です。
 この小さめの丼にぎゅっと詰まっていて、風合いや香りを重視しているのでスープは熱々ではなく、そのまま一口目から最後の一滴まで一気に飲める味わい。
 ラーメンのスープは熱くなければ派の人には厳しい口当たりですが、私は猫舌なのでこの温度がとても食べやすいです。
 固めの細麺、トロトロのチャーシュー、丸ごとキクラゲ、細切りメンマ、ナルト、そして未だに食べ方の謎が解けない梅干し。

 口当たりは東京で食べた味わいと変わりませんが、喉ごしあとのすっきりさが違う気がします、実際はどうなんだろうか。
 ああ、美味しかった、ご馳走様とレジで会計して、お店を後にしました。
 『さて どちらへ行かう 風がふく 種田山頭火』

 戻る便から逆算して、しばらくはフリードリンクのレストランでのんびり。
 晴れていれば近場を散策という手もあったのですが、北海道の近場って車で10分とか掛かるし。

 梅光軒本店にするべきか、青葉本店かと悩んだ末にらーめんや天金四条店@旭川市ホームページ)、いつものクセで駅から一番遠い店にしてしまいました。
 何となく天金という名前に引っかかりがあって、手元のラーメンメモを調べてみたら2004年に新宿三越の催事場で食べていました。

 当時はラーメンのラの字も知らなかったので、美味しいか美味しくないのかもよく分かっていませんでしたが、今でも美味しいか美味しくないのかもよく分かっておらずに全く成長していない始末。
 「四条店」ということで本店はどこかなと調べてみたら、近くのあさひかわラーメン村に支店があるだけで本店が見当たりません。
 店員さんに確認すると「本店は無いんですよ」とのこと、そうですか。

 どう見てもリニューアルされた店構え、店内は細かく区切られていて、数えてみると26席と意外と多いですね。
 メニューは各テーブルに置かれていて、ゆっくり吟味する楽しみがあります。
 正油、塩味、味噌、と同額で野菜増しメニューもありましたけど、次回のお楽しみにしてスタンダードメニューを。

 程なくして正油ラーメン700円、三杯目なのに食い入るようにレンゲを差し入れてしまいます。
 火傷するかと思うほどの熱々のスープ、豚骨、鶏ガラをかなり長時間煮込んで作られているようで、とろみがあるけどキレがあります。
 醤油ダレもいい感じで利いていて、中太ちぢれ麺が程よく絡んでとても美味しいです。

 大きめのチャーシューが2枚、コリコリと噛み応えのメンマ、薬味ネギとあくまでもスープを味わうラーメンのような気がします。
 スルッと食べてしまってご馳走様、ああ、美味しかった。

 雨の中を歩いて旭川駅へ。
 改めて見てみると、なんか横に広いというか1000人単位で避難できそうな広さ。
 電車の発車時間まで、「アイヌ文化情報コーナー(だったけな)」を見入っていました。

 特急スーパーカムイで札幌に戻ります。
 札幌駅が終着駅なので安心してぐっすり寝てしまって、目が覚めてもまだ札幌に着かないと。

 札幌からは地下街をあるいてすすきのへ、社員旅行の後発隊に合流しての大宴会。
 「今日、どこ行っていたの」から始まる宴会も珍しいかも知れないけど、慣れてしまえばいつものことのように。

 料理はタラバガニ、毛ガニ、お刺身盛り合わせ、活イカの刺身。
 網焼きとしてホタテ、氷下魚、じゃがいも、アスパラ、するめいか。
 白身魚の唐揚げ、お寿司、デザートとかも。
 宴会って飲みとお喋りが中心になるのでどうしても料理が残ってしまってホントもったいないと思う。
 だからといって1人で食べるには限界があるし。

 飲み食い終わって、1回ホテルに戻ってゆっくりと休憩。
 そのまま寝てしまっても全く問題ないけど、ハリーポッターを見終わった辺りで、せっかくだからと。
 ホテルから歩いて10分ほどでらーめんそら@すすきの、すすきののラーメン事情がよく分かりませんが、朝方まで営業されているラーメン屋が何軒もありますね。

 今のご時世、かなり気合いの入っている店構えに心躍らせながら戸を引いて店内へ、一瞬満席かと思いましたが左手奥の席が空いていました。
 カウンター6席と3席、店内は店先以上に気合いが入っていますが、厨房には天井に頭がつっかえていて常に腰を曲げている長身の助手さんもいて、2人で十分と思われるところを3人で営業されています。

 店先に貼り出されていたメニューを見て食べるのは決めていましたが、席に座ってもう一度確認するか。
 味噌、塩、醤油が750円、後はトッピング増しメニュー、注目は辛さ増し出来るメニュー、「辛味噌の一番辛いのをお願いします」と声を掛けました。
 目の前の厨房では大きな中華鍋でスープに野菜や味噌を入れて一気に煮立てています。
 長身の助手さんは麺茹で、もう1人が刻んだチャーシューを最後に盛り付けていました。

 程なくして辛味噌らーめん800円、思いの外、大きめの丼にたっぷりと入っています。
 先ずはレンゲでスープを飲んでみると豚骨出汁ベースに濃厚なのに濃すぎないとても美味しい味噌味、辛さは殆どありませんが、トッピングされている辛味餡を混ぜ合わせてみると豹変。
 バッと汗が噴き出るほどの辛さ、もの凄く辛いじゃないですか、北海道の人はこんな辛いのを平気で食べているのでしょうか(って、私が見ている範囲では誰も食べていませんでした)。

 (暖簾に書かれているように)カネジン食品の中細麺がかなり美味しい、内地(この表現は差別表現かな)で食べるカネジン食品の麺とは違う感じです。
 大きめのチャーシューには生姜がおろしてあり、少しずつスープに溶かして味わうといい感じです。
 何気にメンマがとても美味しく、ここ北海道に来て初めて味玉を食べたような気がします。
 もの凄く辛かったけど飲めない辛さではなかったので、最後の一滴まで飲み干してご馳走様でした。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記