うつ病 脳溢血 パーキンソン病
2007年7月16日更新
■70代男性 3階から転落 頭を強打
◎脳挫傷・脳内出血 と診断され 20日間の意識不明
※約1ヶ月後、職場復帰
■40代女性 何度もバイクや車の事故に遭い
全身打撲やむちち症になる
◎事故の後遺症で、両ひざと頭にしびれがあり、
ひどい肩こりと、
首や背中のひどい痛み、顔のむくみ、
指先のえ物忘れが激しくなる
※首の脊椎のズレ、尾てい骨がつぶれたままになっていた
ところが事故以前の状態に戻り完治。
■60代女性 50代に転倒し脊髄を損傷
◎それ以来痛みで杖をつかないと立っていられない状態
になる。
◎脊髄の手術をするが痛みがとれず、
何をするにも息苦しく、
人としゃべることもつらくなる
※腰の痛みがかなり軽くなり、畑仕事ができるようり、
以前には考えられないような心が積極的になる
■50代女性 15年前交通事故で頭蓋骨骨折、脳挫傷で瀕死
の重傷
◎以来体調不良が続き。足の痛みが消えない
※足の痛みも消え、半分しか開かなかった目が
開くようになり、
まっすぐに歩けるようになり
片足で立てるようにもなる
■55歳女性 仕事中に追突され首と腰の神経を痛めて
むちうち症になる
◎鎮痛剤も効かなくなり、手の指先までしびれが来て
ハンドルが握れなくなってしまう
◎コルセットもはずせなくなり、痛みで仰向けに
寝むれなくなる
※全ての症状が消える
※「脳細胞」は
ブルース・マキュ−アン著
です。、
、
脳細胞は「老化と共に死滅してゆき、二度と再生しない」というのが日
本の現代医学の常識です
しかし
破壊されても、老化しても、条件さえ整えば脳細胞は死ぬまで再生・新
生し続けるというアメリカの最新医学情報を本書によって知りました。
詳細については本書をお読みください
■研究者たちは、ときに、医学の主流となっている
考え方に、あえて逆らうことがある。
■医学の固定観念でいちばん強いものは、
「成人の脳では、新しい神経細胞は、成長しない」
という考え方だろう。
■神経細胞新生の考えがなかなか受け入れられなかったのは
最近まで神経細胞に名をつけ、数えることを
可能にする技術がなかったからでもある。
■脳の新しい細胞を見つける高度の技術がなかったこともあり、
神経細胞新生と呼ばれるこの現象は20世紀末まで認められてい
なかった。
■それが可能になったのは、
1980年代に開発された、マーカーに染色する方法と、
同時に開発された「共焦点顕微鏡」を使い、
これらのマーカーを三次元でみることによって、
従来の二次元顕微鏡では出来なかった神経細胞の全容
をつかむことが可能になった。
■こうした最新の技術を使って、プリンストン大学のエリザベ
ス・グルーは、霊長類の脳における神経細胞新生を立証した。
■1990年代、リーク研究所のフレッド・ゲージも同じ方法を用い
て人の神経細胞新生を裏付ける証拠を見つけた。
■イリノイ大学で、ラットを刺激に富む好ましい環境で育てたと
ころ、歯状回の新しい神経細胞の生産が15&増加しているのを 発見した。
■1990年代、わたしの研究所で「成体ラット」の海馬の歯状回と
いう部位で、新しい細胞が作られ続けていることを発見した。
■神経細胞新生が立証されたことは、
別の意味でも朗報だ。
■神経細胞の新生が、ストレスによる疲労と消耗に最も弱い、
(感情と記憶をコントロールする「海馬」で見つかったというこ とは偶然ではあるまい。
■海馬における「神経細胞新生」は、
脳の疲労と消耗の埋め合わせを行なうだけでなく、
ストレス時の記憶形成を助けている可能性がある。
■脳の損傷も、神経変性疾患も、脳の細胞が死んでゆく病気とさ
れているが、その見方が変わってくるからだ。
■たしかに、アルツハイマー病や、脊髄損傷では脊髄は死ぬが、
それは、神経細胞新生が失敗したからであると考えられる。
■脳の細胞が死ぬ神経疾患であるパーキンソン患者の脳に
「成長因子」のひとつであるグリア細胞由来栄養因子「GDNF」
を移植すとドーパミンをつくる細胞の生存を助ける可能性があ ることが分かった。
■大人になってからの新たな神経細胞の形成は、
ストレスによって抑制され、刺激のある好環境や、運動に
よって促進されることが、
ソーク研究所のゲージによって確認されている。
■脳は順応性を持ち、
回復力に富刺激に反応するという意味では可塑性ある
■脳はその可塑性ゆえに、外からの刺激に対応して
己の構造を変え、
成熟した脳の中で新たな神経細胞 作り出せるのである
■脳細胞の再生
「痴呆症・認知障害」
「ストレスに負けない脳」
「 より
■脳は加齢に伴いストレスに弱くなるのである。
■高齢者は加齢に伴って変化した脳で対応しなければならない。
■加齢に伴う、興奮性神経伝達物の増加と糖質コルチノイドの増加は、
新しい脳細胞の生成つまり、神経細胞の新生を妨げる。
■海馬を損傷させる慢性的なコルチゾール高値も、
うつ病患者に多くみられる。
■海馬の老化が、ストレス反応を打ち切る海馬の機能を弱め、
それがさらなるコルチゾールの生成と脳の損傷をもたらす。
■60歳を越える女性の脳を画像検査で調べてみると、
過去にうつ病になっていた人では海馬の萎縮が多くみられた。
■海馬を損傷させる慢性的なコルチゾール高値も、
うつ病患者に多くみられる。
■海馬の老化が、ストレス反応を打ち切る海馬の機能を弱め、
それがさらなるコルチゾールの生成と脳の損傷をもたらす。
■11人の高齢者の4年間の追跡調査では、
コルチゾール値が年々高くなってゆく6人は
迷路テストや記憶テストでは点数が悪かった。
■コルチゾール値が高く記憶力が衰えていた被験者たちの海馬
は、
そうでなかった被験者の海馬より14%も少なくなって
いることが判明した。
■「重度の痴呆症患者の脳波」
◎赤色=シータ波
※「日常生活で軽い眠りの時の時出る脳波」
■記憶と感情の中枢器官
「海馬と偏桃体」の萎縮と再生
「ストレスに負けない脳」より
※海馬の萎縮
■ラットが年をとると、海馬が正常に機能しなくなることを発見
した
■若いラットを高レベルのストレスホルモン(コルチゾール)に
さらすと、海馬の老化を加速することを発見した。
■海馬の萎縮の度合いと、記憶喪失の度合いは
コルチゾール産生の度合いに比例している
■海馬にコルチゾールがあふれると、海馬が疲労し、
消耗して正常に機能しなくなり
認知機能も損なわれる。
■コルチゾールは、正常なレベルだと記憶の保持を促進する が
長期間レベルになると海馬が萎縮し、記憶障害をもたらしうる
■コルチゾールの上昇で、損傷を受けるのは海馬だけである。
■海馬にコルチゾールがあふれると、海馬が疲労して消耗して
(ストレス反応をコントロールする)「H・P・A軸」が正常に
機能しなくなり脳の認知機能も損なわれる
■海馬の萎縮によって、海馬にあるストレス反応停止メカニズム
が損なわれ、
その為ストレスホルモンのレベルが上昇し、それが海馬にさら
に危害を加える。
■ツバイというリスに似た霊長類の動物を使って実験した。
そして、動物が慢性の心理的ストレスの下に置かれると、
海馬の神経細胞が萎縮して、
新しい神経細胞の形成が抑えられるのを、私達は確認した。
■この霊長類を使った実験で、コルチゾールの増加と慢性ストレ
スが神経細胞新生を抑えることを発見した
■PTSDの人の多くのは、記憶テスト、とりわけまとまった文章や
一連の言葉を思い出すという、海馬の記憶を調べるテストで
低スコアーを出す。
■コルチゾールの分泌が慢性的に多いと、インスリン効果を押さ
えることがある。
疲労感、いらだち、敵対的行動、エネルギーの欠乏、意気消沈
などとして現われる。
※脳は、ストレス反応を引き起こすだけではなく、
その標的になりうることが判明した。
■「記憶と感情」は、大脳皮質ではなく、辺縁系というところで
作動する。
辺縁系のうち、とくに二つの部分が
感情や記憶に大きく関り、ストレス反応と密接につながって
いる それは「海馬と偏桃体」である。
■「海馬と偏桃体」は。
ストレス対応や免疫反応の調節に重要な役割を果たすだけでは
なく
記憶などの高尚な思考機能とも密接に関っている
■海馬の萎縮の度合いと、記憶喪失の度合いは、
コルチゾールの産生の量に比例している
■海馬にコルチゾールがあふれると、海馬が疲労し、
消耗して「H,P,A」軸が正常に機能しなくなり、
認知機能も損なわれる
■ストレスホルモン(コルチゾール)は
正常なレベルだと記憶の 保持を促進するが
長期間高レベルになると、
海馬が萎縮し、記憶障害をもたらす
■コルチゾールの分泌が慢性的に多いと、
インスリンの効果を押さえることもある
疲労感、エネルギーの欠乏、いらだち、意気消沈、
敵対的行動としてあらわれる
■老齢の動物では、ストレスで上昇したコルチゾールとアドレナ
リンの 分泌 が元に戻る時間が、若い動物より遅いことが実験 によってわかっている
■これはコルチゾールの"脳に対しストレス反応を軽減させる指
令”が加齢に伴い、若い時のように作動しなくなるためである
■海馬は、コルチゾールが過剰分泌されたり、慢性的に高いと、
損傷を受けやすく、その結果記憶をはじめとする認識、つまり 思考のプロセスが悪影響をうける。
※海馬は通常の大きさに戻れるのか
■海馬はストレス反応の停止に関連している
■海馬が損傷をうけると、ストレスがなくなったと認知する
能力が衰え、ストレス反応がとめられなくなる
その結果、ストレスがさらに高まるという結果をもたらす
■「海馬」と「偏桃体」は、学習や記憶などの高尚な思考機能
とも密接に関っている
■海馬の萎縮の度合いと、記憶喪失の度合いは
コルチゾールの量に比例していることがわかった
■私たちの研究チームは、コルチゾールのレベルを改善してか
ら画像で調べてみると
海馬が正常の大きさに戻りつつあることがわかった
■つまり、コルチゾールの過剰分泌が海馬の大きさに与える
影響は、常的でないかもしれないということだ
■ヘザーキャメロンは老齢ラットの歯状回における神経細胞新生が
非常に低いこと。
そして老齢ラットから副腎を取り除くと、数日のうちに
「若年ラット」と同じ位に神経細胞の新生が回復したことを共同研究者と
報告した。
■これらの実験は個体に伴う認知機能の衰退は、
ある程度回復可能であることを 強く示唆している。
■脳の可塑性
※しかし、たとえそうなっても
元の状態に戻せることも立証した
■わたし達は、ストレスによる海馬の萎縮は、脳が、可塑性と
神経発生を中断した結果ではないかと推測した。
■ツバイにストレスを与えると、ストレスホルモンであるアド
レナリンとコルチゾールを分泌した。
一時間この状態に置くだけで顕著な変化がみられた。
■これを毎日一時間一ヶ月続けたところ、ツバイの体重はし、
コルチゾール値とアレナリン値が毎日上がり、歯状回は小さ
くなり、神経細胞の新生は極端に抑えられた。
■普通ならほかの動物と同じようにツバイも成体になってから
ずっと歯状回で神経細胞が作られるはずである。
■そのツバイもたった一時間ストレスを与えただけで新しい神
経細胞の形成が抑えられた。
■そしてストレスから解放してやると、神経細胞が再び形成され
た。
■私達は、この現象を樹状突起の再構築と呼んだ。
■なぜなら、明らかに萎縮ではなかったからだ。
私達の研究でこれらの樹状突起の変化は元に戻せることが
可能であることが わかった。
■コルチゾールは単に脳に害を及ぼしたわけではないことは明ら
かだ。
ラットに見られた変化は、脳への損傷ではなかった。
■むしろ脳が回復してゆく為に活動が一部中断していることを表
していた
■ストレスに反応して脳が脳を守る処置として可塑性と神経細胞
の新生を一時的に止めるのではないかと私達は考えた。
■そしてこれが多くの研究者が観察した海馬の萎縮の実体ではな
いかと。
■脳が可塑性臓器であることが分かり
始めたのは1980年代末である。
※脳は順応性を持ち、回復力に富み、
刺激に反応するという意味で可塑性がある
※慢性の心理的ストレスの下に長く置かれると
海馬の神経細胞が 萎縮して形を変え、
※歯状回で新しい脳細胞が形成されるのが
抑えられることを私たちは確認した。
※脳はその可塑性ゆえに外からの刺激に対て、
己の構造を変え、
■成熟した脳で、
新たな神経細胞をつくり出せるのである。
■メール
■脳細胞の再生
■脳性マヒ
◎幼児期 一級・二級の脳性マヒと診断される
◎医師より、一生話せない、歩けないと宣告される
◎二人共に、くぼんでいた脳の一部分が正常に回復
※7歳、双子の姉妹ともに
普通の子供達と一緒に公立小学校へ入学
■脳性マヒ
◎胎児期のウイルス性感染症による後遺症
※知能がなかなか発達せず、
「喜怒哀楽も表現できないだろう」と医師より言われる
※6歳時 MRIで、3年前の脳に比べて脳の形に大きな変化
「限りなく健常児に近い脳に回復している
これからさらに良くなるだろう」と医師より言われる
■ダウン症
◎太ももの硬直、膝の痛みも消え
全ての評価が△から○へ、さらに◎へと変化
家族とのコミニケーションがとれるようになる
※友人の子、ADHD(多動症候群)
◎アトピーが消え
通知表のすべてのランクが2から4へ、5も一つ
チャレンジ精神が出てきて、高校へも合格
※50代女性
■うつ病
◎冬季の身体の痛み、対人恐怖症、自信喪失
「自分は価値のない人間」「家族の重荷になっている」等の
消極感情が消え、大勢の人の前で講演出来るまでに回復
※40代女性
■うつ病 感情障害
◎他人のちょっとした一言で感情の安定が崩れてしまい
◎長時間その感情から抜け出せなくなってしまう
※突然怒り出したり、ふさぎ込んだりすることもな
くなり、明朗で安定した感情の持ち主となる
※20代女性
■てんかん発作と頭の割れそうな頭痛 ウイルス性脳炎
※全ての症状が消える
■70代女性 メニエール病
◎顔半分が硬直
※硬直が柔らかくなり疲れがなくなる
■60代男性
◎多発性脳梗塞、頚髄症、腰部脊椎管狭窄
※全ての痛み、症状が消える
■40代女性
◎脳梗塞による突発性難聴
※耳鳴りがほとんど消える
■70代男性 脳梗塞
◎右半身麻痺 歩行困難
※自転車で長距離を走り回れる
■50代女性 脳溢血、
◎右半身マヒ ハッキリしゃべれない
※洋服も一人で着られるようになり
トイレも一人で行けるようになる
■60代男性 脳梗塞、
◎右半身と下半身マヒ
※杖なしで歩けるようになる
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