NSA:米高官、独首相らの盗聴認める…大統領は知らず
毎日新聞 2013年10月28日 17時29分(最終更新 10月28日 18時47分)
米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は27日、米政府高官らが、国家安全保障局(NSA)がドイツのメルケル首相を含む外国指導者約35人を盗聴していたことを認めたと報じた。ただ、オバマ大統領は知らされておらず、内部調査で判明後、ホワイトハウスの指示でメルケル氏ら一部指導者への盗聴は既に中止されたという。
NSAが独自の判断で盗聴を行っていたことを示しており、情報活動に対する監視の在り方が厳しく問われそうだ。(ワシントン共同)