天安門車両突入:人権団体、宗教取り締まりが背景との見方
毎日新聞 2013年10月29日 12時51分
【台北・鈴木玲子】香港の人権団体「中国人権民主化運動情報センター」は29日、事件の原因について、新疆ウイグル自治区ピチャン県の関係者が「天安門広場前で死亡したうちの1人の親族は、6月に非合法の宗教の集会を開いたとして公安当局者に射殺された」と語ったと伝えた。センターは、新疆での宗教に対する当局の厳しい取り締まりが背景にあったとの見方を示している。トルファンやホータン、カシュガルでは当局の警備が強化されている。