パキスタン:無人機攻撃で市民犠牲は67人 08年から
毎日新聞 2013年10月31日 07時46分
パキスタン政府は30日、同国北西部の部族地域で2008年以降、米国による無人機攻撃が計317回行われ、武装勢力のメンバー2160人が死亡、市民の犠牲者は67人だったと明らかにした。パキスタン上院からの質問に国防省が回答した。
国連は同国で04年以降、無人機攻撃により2200人以上が死亡、うち400人以上が市民だったとする報告書を公表している。期間が異なり単純比較はできないが、市民が巻き添えになるケースが極めて限定的だとの認識を示した形だ。(共同)