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山本太郎議員 園遊会で陛下に文書
10月31日 18時37分

31日、東京の赤坂御苑で開かれた秋の園遊会の会場で、両陛下や皇族方が招待者と歓談していた際、招待者の1人で参議院議員の山本太郎氏が、天皇陛下に手紙を手渡す出来事がありました。

天皇陛下が手紙を受け取って山本議員とことばを交わすと、山本議員は深々と頭を下げ、両陛下のそばにいた側近の侍従長が天皇陛下から手紙を受け取っていました。
山本議員は記者団に対し、「原発事故によって、このままだと子どもたちの被ばくが進み、健康被害が出てしまう。さらに現場で対応に当たっている作業員は劣悪な環境で搾取され、命を削りながらやっている。こうした実情をお伝えしようと、手紙にしたためた。自分の政治活動に役立てようという気持ちはなく、失礼に当たるかもしれないという思いもあったが、伝えたい気持ちが先立った」と述べました。

官房長官「参加者が判断すること」

山本議員の行為について菅官房長官は記者会見で、「天皇陛下に園遊会のような場で手紙を渡すことがその場にふさわしいかどうかは、参加された方自身が常識的に判断することだ。常識的な線引きはあると思う」と述べました。
また、菅官房長官は記者団が、「手紙の内容は把握しているのか」と質問したのに対し、「何も聞いてない。そういう行為があったということだけは承知している」と述べました。

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