QVCマリンフィールドで新たに使えるようになったnanaco、WAON、SuicaやPASMO、更には以前から利用可能だった楽天edyは、他にどんなところで使えるのか?
関東地域のコンビニで使える電子マネーを比較してみましょう。
★最新情報が入り次第、随時・追記中!
関東地区の主要コンビニ電子マネー対応表nanaco | Edy | WAON | Suica (PASMO) | iD | QUIC Pay | クレジットカード | |
セブンイレブン | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
ローソン | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||
ファミリーマート | ◯ | ☆ | ◯ | ◯ | ◯ | ||
サークルKサンクス | ◎☆ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||
ミニストップ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||
デイリーヤマザキ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |||
スリーエフ | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
ポプラ(スリーエイト) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
ココストア | ● | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||
セイコーマート | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||
セーブオン | △ | △ | △ | △ | ◯ |
◎=ほぼ店における全ての支払に対応している支払方法(下記参照)
△=埼玉・群馬の店舗のみ導入
☆=ANA/JALなどのマイレージ優待あり→newファミマ、JALとの提携によりJMB WAONカードの優待あり。
●=ココストアは沖縄地区は楽天Edyに対応しているが、関東地区は未対応
セイコーマートは札幌市内ならSAPICA対応
永久保存版!ここをブックマークしておき、店の前でスマホで確認して下さい(笑)
【セブンイレブン】
かつてはnanacoとQUIC Payだけで行くのかと思わせる時期もありましたが、途中路線変更して広く門戸を開放。今ではライバル会社の「WAON」以外は主要なもの全てに対応しているといって過言ではないでしょう。
クレジットカードの中には、セブンイレブン決済でポイントが倍になったり、3倍になったりするものもあります。JCBカード オリジナルシリーズや、クラブオンカード セゾンがそうですね。JCBカードはamazonやスターバックスでもボーナス還元がありますので、セブンイレブンと、それらをよく使う方にはオススメのカードでもあります。(また、JCBカードの利用で貯めたOkiDokiポイントは、交換せずに直接amazonでの買い物に使えます!!)
ストアポイントは「nanacoポイント」になりますので、nanacoで決済しない人はセブンイレブンからのポイントはありません。
nanacoがやはり一番得になってしまうシステムですね。
ボーナスポイントをもらおうと思えば、nanacoを使うか、セブンカードプラスで決済するかのどちらかしかありません。
またnanacoの場合、「収納代行」などのバーコードによる支払にも対応しているところがミソです。
「収納代行では、nanacoポイントは付きませんよ」
と店の方に念押しされますが、クレジットカードからチャージしたnanacoで支払えば、クレジットカードのポイントの分だけはポイントが確保されますので、クレジットカードでは支払えない税金・国民健康保険などの支払でポイント還元を受けられることになります。
nanacoへのチャージは漢方スタイルクラブカードからだと、1.75~2%ポイントが付きますので、nanacoとの組み合わせでは一押しのカードです( 貯まったポイントはクレジットカードの利用額と相殺で割引可能)。
【ローソン】
こちらも「nanaco」「WAON」以外はすべて使えます。またローソンは、どの電子マネーを使ってもストアポイント(Ponta)を獲得することが可能です。
ケータイやスマホに「ローソンモバイルPonta」というアプリを入れてやり、支払をそのケータイやスマホの電子マネーで済ませば、「ポイント付与+電子マネー決済」が一発で終わります。これはかなり便利です。
また、ストアポイントは100円の支払に付き1ポイントは他社と同じなのですが、「来店ポイント」と言って、レジを通せば別途1ポイントを必ず付けてくれます。(ポイント付与対象外商品の購入の場合も来店ポイントのみ付けてくれます!)
楽天Edyは貯めるポイントに「Ponta」も選択出来ますので、JMBローソンPontaカードVisa でチャージした楽天Edyをローソンで使うと、「チャージ+Edy利用+ローソンストアポイント+(来店ポイント)」のPonta三重(四重)取りが可能になってきます。(ローソンではこのカードで直接決済するより、一旦Edyにチャージして支払う方がお得なわけです) ちなみにこのカード、nanacoへのチャージも出来、ポイントもしっかり付与されますので、セブンイレブンでnanacoポイント+pontaの両取りするのにも使えます。
ローソンには「お試し引換券」というシステムがあり、Pontaポイントでお店オススメの商品と取りかえられるのですが、これがポイントの2倍〜3倍の価格のものと交換出来るので、かなりお得です(また、少ないポイントで商品と交換出来るので、使いやすいポイントと言えるでしょう)。これをポイントのゴールに設定するのであれば、Pontaの還元率は見た目の2倍、3倍にもなります!
Pontaを貯められるクレジットカードを比較しているエントリー(終盤の方)です。ご参考下さい。 →ローソンPontaカードで永久不滅も貯める【Edyチャージでもポイント付与されるカード】
Pontaをリクルートポイントにまとめるスゴ裏技・・・実は「リクルートカード」からEdyにチャージすると、リクルートポイント1.2%+Ponta0.5%貯められるのです。そして、そのPontaをほとんど知られていないのですが、リクルートポイントに交換し、まとめることが出来るのです。Ponta加盟店でEdyが使えるところでは凄いことに…そんな情報をまとめております。
【ファミリーマート】
「nanaco」「QUIC Pay」以外はすべて使えます。ローソン同様、どの決済方法においても、ストアポイントのTポイントが獲得可能です。Tポイントは2013年7月よりYahoo!JAPANのポイントにもなりましたから、ネット上でも広範に使え、利用価値の高いポイントです。ファミマTカードで決済すると、商品によってはボーナスポイントが付いてきます。また電子マネーでは支払に制限があるのですが、ファミマTカードを持っているとほとんど全ての支払に対応可能で、Tポイントも付きます。(ストアポイントが付かないものでも、カード決済の方でTポイントが付くので。カード決済未対応で、コンビニ決済にだけ対応している通販の支払でもポイント獲得出来る事になります。)
2013年7月より、Yahoo!JAPANでもTポイントが使えるようになりましたので、一部地方自治体ではTポイントで税金や水道料金・健康保険料になりました。
ファミマTカードで荒稼ぎしたボーナスTポイントで、税金の支払に充てることも可能になってきました…。
↑ 電子マネーには弱いんですが、JCBが使える場所なら、どこでも1%のTポイントが貯められるYahoo! JAPAN JCBカード
JALカード
参考:WAONチャージだけで1.5%も還元する方法【WAONチャージ必勝法】
【サークルKサンクス】
ここも「nanaco」「WAON」以外すべて使えます。お店のポイントシステムは「カルワザクラブポイント」で、かなりクセがありますが、利用の仕方によっては4大コンビニの中で一番貯まりやすく、また「Edy」や「Suicaポイント」で還元を受けられますのでポイントの使い勝手も最高です。
基本、紐付けた電子マネー決済でストアポイントも一緒に貯まります。ローソンのアプリ同様、ポイント付与+電子マネー決済が同時に一瞬で終わります。 電子マネーがポイントカード替わりなので「ポイントカードをお持ちですか?」と聞かれるウザさもありません。ただ紐付けられる電子マネーの種類に注意が必要です。
「Edy」の場合、ANAマイレージクラブの会員証を兼ねているもの、或いは貯まるポイントが「楽天スーパーポイント」に設定されているもの。それ以外のEdyではストアポイントは獲得出来ません。ただし条件を満たしたEdyを使うと、Edyで貯まるポイント・マイルが2倍になります! (ANAマイルが200円で2マイル、楽天スーパーポイントが200円で2ポイント貯まります)
この他、「iD」「Suica」「PASMO」はどれでも紐付けられますが、「QUIC Pay」は発行会社によって紐付けられるものが限定されます(UCSカード、TOYOTAファイナンス、JCB発行のもののみOK)。 クレカの支払では残念ながらカルワザクラブポイントは獲得出来ません。 →カードを作らず、トヨタファイナンス発行のQUIC Payを作る方法
電子マネーを3種類まで登録できるので、その日の気分…というより、電子マネーのキャンペーンの時期などにより使い分けることが可能です。
カルワザクラブポイントは300ポイントから300円分のEdy、Suicaポイントに交換可能なので、使いやすいと思います。メルマガに登録すると、誕生月に50ポイントくれたり、とにかくポイントのキャンペーンが多く、すぐ貯まります。
また、950ポイント→1000円分のEdy、Suicaポイント、1,800ポイント→2000円分のEdy、Suicaポイントと交換可能になってきますので、貯められる方の実質還元率は1%を軽く超えてきます。
また、サークルKサンクスにおけるEdyの利用は、「収納代行」以外のすべての支払に対応しているので、ギフト券の購入も可能です。
参考:amazonギフト券+JCBギフト券+Edyでamazonで買うEdyスーパーテク
かつてはEdyのみ、カルワザクラブポイントを貯められたという歴史があり(お店発行のポイントカードは今でもEdy付きのものです)、Edyが他の電子マネーに比べて強いコンビニで、Edyのみ収納代行以外の支払すべてに対応しております。切手のようなものまでEdyを使って購入出来ます。ストアポイトが付かない商品も多いのですが、Edyにチャージしてポイントが付くカードを選べば、チャージの部分でポイント獲得可能になってきます。
<2013年10月1日追記>
2014年10月より、「カルワザポイント」のポイント制度が廃止され、「サークルKサンクスRポイントカード」にシステム変更されます。これは、「Rポイントカード」、いわゆる楽天スーパーポイントがサークルKサンクスで貯められ、使えるようになります!!
今までは登録した電子マネーでしかポイント貯められませんでしたが、現金やクレジットカードの支払いでもポイントが付けられるようになります。
現在お持ちのカルワザポイントは、スタート時、スムーズに移行できるようなので、安心して貯めておいて下さい。続報入り次第、また、こちらでご紹介したいと思います。
【その他・補足】
ミニストップはWAONにボーナスポイントを付けたりしますので、WAONが優勢ですね。 WAONにチャージしてもポイントが付くクレジットカードはこのカードだけです→イオンカードセレクト(他のイオンカードはWAONにチャージ出来ても、ポイントが付きません)
スリーエフはファミリーマート同様Tポイントを採用しているのですが、以前は電子マネー決済にはTポイントを付けない仕組みでした。これが2013年3月には改められましたので、今ではどの電子マネー決済でもTポイントももらえます。
スリーエフは「Suicaポイント加盟店」なので、Suicaで払うと200円で1ポイントがTポイントとは別に付与されます。他のコンビニはSuicaが使えても、Suicaポイント加盟店ではないので、このポイントはもらえません。
群馬発のセーブオンが電子マネー対応に遅れていたのですが、埼玉・群馬から導入しているので、やがて千葉でも対応するかと思います。都市部ではみかけませんが、最近ジワジワ郊外にセーブオン増えてきてますからね…。
<期間限定キャンペーン>
各種コンビニで使えるQUIC Payが、イオン系列のお店で19日利用の際に5%還元するキャンペーンを、2013年9月-2014年3月にかけて実施中です。ミニストップも対象です。QUIC Payを付けられるカードでオススメなのはソフトバンクカードあたりですね。「Edy・nanaco・Suicaにチャージ出来て、1%還元される」カードですので。さらにQUIC Payでたまにある、こういったキャンペーンを活かせるようになるわけです。ただしモバイルにQUIC Payを入れて運用できる人が対象です。それだけのためにカードを新たに作りたくない人には、一番最後にご紹介している「おサイフくんQuic Pay」などがオススメです!
QUIC Payは5%引きキャンペーンが結構あるので侮れません。
【還元率勝負!】
各項目でも書きましたが、ローソンのお試し引換券のようにポイントの2倍、3倍の価値があるものもあれば、サークルKサンクスのように貯まったポイントは多めに他のポイントに交換してくれる店もあるので、一概に数値では比較出来ません。あなたのポイントの使い勝手度も加味して比較して見て下さい。
まず単純に見た目還元率が高い方法。
漢方スタイルクラブカードからnanacoにチャージし、セブンレイブンで決済。
nanacoチャージで現金還元可能な漢方のポイント1.75%と、nanacoの利用でnanacoポイントの1%、合計2.75%が貯まります。
セブンイレブンではQUOカードが買えるのですが、nanacoでも購入出来ちゃうんです…QUOカードは額面1万円のものは、実は10,180円分使えます。1.8%増しで、他のコンビニ、ガソリスタンドなどでも使えちゃいます(笑)なので漢方の1.75と、QUOの1.8%増し、さらにはQUOを使ったお店のストアポイントがあれば、その分も付いてくることになります。
なので、セブンイレブンでnanacoでQUOカード買って、ローソンやファミリーマートで使ってPontaやTポイントを付けてもらえるわけです。
- 漢方スタイルクラブカード→nanacoチャージ 1.75%~2%
- セブンイレブンでnanacoを使ってQUOカード購入 1.8%
- そのQUOカードをローソンやファミマで使う 1.0%
- 合計4.55%~4.8%
上の方法以外では、サークスKサンクスの楽天Edyが強い、かと思います。
まず、楽天Edyにチャージしてポイントが付くクレジットカードを探します(下記のリンク先参照下さい)。年会費無料で約1%付くものがありますから、それを選びEdyにチャージ。貯めるポイントを「楽天スーパーポイント」に設定して下さい(あるいは楽天スーパーポイントが貯まるEdyカードを使う)。それでサークルKサンクスで決済すると、 Edyは特約店扱いになるので、
クレジットカードのポイント 1%+(Edy決済による)楽天スーパーポイント 1%+カルワザクラブポイント 1%〜 =3%〜
カルワザクラブポイントは貯まったポイントをEdyにも交換出来ますので、循環性も高いです!
nanacoやEdyにチャージ出来て、ポイントが付与されるクレジットカードは以下のエントリーご参考下さい。
Edy・nanaco・WAONへのチャージはこのカードで決まり!【最新電子マネーチャージノウハウ全集】
【まとめ】
各コンビニチェーンで使える電子マネーは表のようになりますが、お得なものはチェーンそれぞれによって異なってきます。4大チェーンは100円につき1ポイントのストアポイントが付きますが、ストアポイントに対応している支払方法と、していない支払方法があるので注意しましょう。ストアポイントは基本1%ですが、中にはキャンペーンで10倍、あるいは20倍のボーナスポイントを付ける商品が存在しております。普段使いのクレジットカードの還元率がいくらいいと言っても、対抗できるものではありません。
各チェーン・ボーナスポイント対象商品リンク
(10倍・20倍当たり前!)
↑欲しいものが見つかったら、そのチェーンで購入し、なおかつボーナスポイントGET!
セブンイレブンではnanaco。漢方スタイルクラブカードからチャージしたnanacoで合計2.75〜3%の獲得が可能。また、漢方のポイントもnanacoポイントも共にANAマイルに交換出来るので、ANAマイラーはチャージ+利用で100円につき1.55マイルも貯まっていくことになります。
ローソンはあらゆる支払方法にポイント組み合わせられますので、お好きな方法でどうぞ。ファミマもそうですが、ファミマTカードを持っている人のみのボーナスポイントが付くケースが多いので、よく利用される方はこのカードと電子マネーを併用するのが吉かと思います。(電子マネーでは払えなくて、このカードだけ支払可能なものも結構あります)
サークルKサンクスはEdyチャージ可能なクレジットカードからチャージした楽天Edyを、貯めるポイントを「楽天」に設定して、カルワザクラブに登録して使いましょう。3%以上の還元が可能ですし、ストアポイントは「Edy」「Suicaポイント」に交換可能なので、4大コンビニの中では最も使い勝手のいいポイントと言えるでしょう。
いろいろなチェーンを使われる方は、「iD」が一部のセーブオン以外全部使えるので最も利便性が高く、プリペイド形式に絞ると「Edy」「Suica(PASMO)」が対応している店舗が多いですね。
「WAON」も結構使えるところありますよ!
「nanaco」はセブンイレブンでしか使えませんが、貯まったポイントをnanacoに交換して、税金まで払えてしまうところが凄いです!
大方クレジットカードも使えるのですが、デイリーストアやスリーエフのように電子マネーしか使えないチェーンも存在します。
これらの情報を元に、あなたに合った最善の「支払方法+貯めていくポイント」をお選び下さい!
ローソンの必需品「JMBローソンPontaカードVisa」…年会費無料で、ローソンでPontaを貯められるカードです。Edyチャージでもポイントが貯まるので、ローソンではこのカードからチャージしたEdyで払うと、<Edyチャージ+Edy利用+ストアポイント+来店ポイント>のPonta四重取りも可能になってきます!
また、モバイルSuicaへのチャージや、ライバル会社のnanacoへのチャージでも実はPontaポイントが付いちゃうんです(笑)
年会費無料のVISAならEdyチャージで1.2%、年会費無料のJCBならnanacoチャージで1.2%、年会費2,100円のプラスならnanacoチャージで2.0%貯まるリクルートカード。VISAとJCB両方作って、1つのIDにポイントをまとめることも可能です!「リクルートポイント」が使える人には最高にオススメのカードです。
カードを作らなくても、QUIC Payを作ることが出来る方法です。おサイフくんQUICPay。トヨタファイナンス発行なので、サークルKサンクスの「カルワザクラブ」にも登録可能なQUIC Payです!また、イオングループの飲食店利用は5%割引になります。「カードをこれ以上作りたくないけど、QUIC Payは欲しい…」という方はどうでしょう?ポイントも付いて、貯まったポイントはPeXに200ポイントという少額から交換でき、現金や各種ポイントにすることが可能です。