十和田の魅力デザイン ご当地手拭い登場(2013/10/30 16:00)
十和田の自然や文化、歴史をまとめた手拭いをPRする新渡戸富恵会長(左)
 十和田市立新渡戸記念館の活動を支援するボランティア団体「Kyosokyodo(共創郷土)」(新渡戸富恵会長)は、人工河川・稲生川をはじめとする開拓の歴史や名所、名産など郷土の魅力を網羅したご当地手拭いを製作した。(岩淵修平)
 
 手拭いには十和田湖、奥入瀬渓流の豊かな自然のほか、稲穂と米俵、名産のヒメマスやニンニク、三本木バオリ、カヤ人形といった伝統工芸や習俗など36点の図柄を採用。新渡戸傳翁の花押や、稲造の書も描いた。
 背景は稲生川の流れを連想させる鮮やかな水色に染め上げ、白抜きで模様を出した。綿の中でもしっかりした生地の「特文」を使用するなど、素材にもこだわったという。
 図柄は全て、同館学芸員の角田美恵子さんの夫で、会社員の聡さん(42)がデザイン。中央の文字「人と自然が共に創る郷土」は市立三本木中学校3年の小田達朗君が担当した。
 新渡戸会長は「後世に残したい、無くなってほしくないものを図柄に選んだ。地域のアイデアで生まれたこうした商品を、さらに次の活動につなげたい」と話している。
 手拭いは300枚製作。1枚500円(税込み)で、同館で販売している。
 問い合わせは同館=電話0176(23)4430=へ。
【写真説明】
十和田の自然や文化、歴史をまとめた手拭いをPRする新渡戸富恵会長(左)

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