Windows系サーバーを使う際のライセンス周りのことを調べたのでまとめておく。
【サーバーライセンス】
これはWindowsサーバ自体のライセンス。Windows 7などのクライアントWindowsOSを使う場合のライセンスと同じイメージで良いと思う。
【クライアントアクセスライセンス(CAL)】
管理者以外のユーザーがWindowsサーバにアクセスする際に必要なライセンス。
ユーザー単位で購入する「ユーザーCAL」とデバイス単位で購入する「デバイスCAL」に分かれる。
1ユーザーが様々な端末から利用する場合はユーザーCAL、1台のデバイスから複数のユーザーが利用する場合はデバイスCALを購入するとお得というような考えのようだ。いずれかを必要なユーザー数分(台数分)購入する。
【ライセンスモード】
サーバに設定するライセンスのモードとして「接続デバイス数または接続ユーザー数モード」と「同時使用ユーザー数モード」ってのがある。前者はユーザーまたはデバイス単位でライセンスを付与するイメージになるので、複数台サーバがある際、CALを持つデバイス又はユーザーはすべてのサーバにアクセスが許可される。
後者は設定したサーバへライセンスを付与するイメージなのでそのサーバへのアクセス許可をデバイス数又はユーザー数の数で行う。
また、この「同時使用ユーザー数モード」から「接続デバイス数または接続ユーザー数モード」の切り替えは1度だけ行えるが、逆はできないようだ。
利用用途と形態で上手く選ばないといけないのね。。
Windows Server 2008 R2のライセンスガイド
http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/local/windows-server/license/2008/r2/licenseguide/default.aspx
Windows Server 2012のライセンスガイド
http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/windows-server/licenseguide/license-01.aspx