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【プロ野球】

藤田&銀次 連続2点二塁打

2013年10月30日 紙面から

◇日本シリーズ第3戦 楽天5−1巨人

2回表2死満塁、先制二塁打を放つ藤田。捕手阿部

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 先発野手全員が快音を連ね、13安打を浴びせての快勝。第2戦終了後、「東京ドームでは打線が爆発してくれるでしょう」と話した闘将の予言を現実のものにしたのは、藤田、銀次の2、3番コンビだった。

 巨人の先発マウンドには昨年、交流戦でノーヒットノーランを喫した左腕・杉内。そんな難敵に先制パンチを浴びせたのは藤田だ。2回2死満塁。杉内が3球続けた速球を逃さず左中間へ2点二塁打。「いつも脇役、つなぎ役の僕が…。チームメートがチャンスで回してくれたので、打てて良かった」と二塁ベース上でガッツポーズだ。

 銀次も続く。スライダーを捉え、右翼フェンス直撃の二塁打。2者を迎え入れ、「ここで打ったら完全にうちに流れが来ると思った。集中してしっかり踏み込めた」と胸を張った。8回にも2人の連打で1死一、二塁とし、ジョーンズの適時打を誘った。

 仙台ではつながりを欠いた打線が、この2人を潤滑油に、敵の重量打線のお株を奪った。復活気配の打線に、さらに厳しい指揮官の注文が飛んだ。「今日は小爆発。明日は大爆発してくれるでしょ」。本来の強さを取り戻したイヌワシ打線が敵地で一気に勝負を決める。 (竹村和佳子)

 

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