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昇降式ホームドアの実験進む
10月28日 20時40分

昇降式ホームドアの実験進む
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駅のホームからの転落事故を防ぐ「ホームドア」の普及が進むなか、設置がより簡単で、費用も抑えられるという、新型の装置の実証実験が、横浜市内の駅で進められています。

新型の「ホームドア」の実証実験は、国土交通省の補助を受けたメーカーと相模鉄道が協力し、横浜市泉区の「相鉄いずみ野線」の弥生台駅で27日から始まりました。この「ホームドア」は水平に取り付けた3本のバーが上下に動く仕組みで、ふだんは人が線路に転落しないように1メートルほどの高さに設定されたバーが、ホームに電車が止まるとおよそ2メートル上がり、乗り降りできるようになります。
動いている途中、人などが入り込むと赤外線センサーで感知してすぐに止まる安全対策も施されています。
相模鉄道によりますと、この装置はホームの補強工事がいらず、設置費用もこれまでのホームドアに比べて最大で10分の1程度にまで抑えられるということです。
相模鉄道では、実証実験をおよそ1年続け、安全性や耐久性を確認したうえで、設置を検討することにしています。
相模鉄道の担当者は、「去年1年間でホームでの転落事故は28件あり、その多くが酒に酔ってのものでした。新しいホームドアの効果を見ていきたい」と話しています。

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