Updated: Tokyo  2013/10/30 04:34  |  New York  2013/10/29 15:34  |  London  2013/10/29 19:34
 

米消費者信頼感指数:11年8月来の大幅な落ち込み、予想下回る

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  10月29日(ブルームバーグ):10月の米消費者信頼感指数は前月から低下。2011年8月以来の大幅な落ち込みとなった。議会での予算協議の行き詰まりや債務上限問題が影響し、先行き不透明感が強まった。

米民間調査機関のコンファレンス・ボードが発表した10月の消費者信頼感指数 は71.2と、前月の80.2(改定値)から低下した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は75だった。10月の指数は半年ぶり低水準。

ウェルズ・ファーゴのエコノミスト、マイケル・ブラウン氏は「財政政策をめぐる不確実性や雇用面での先行き不透明感から、消費者の弱気姿勢が強まっている」と指摘。「今年のホリデーシーズンにおいて、消費者の財布のひもが昨年よりきつくなることは極めて明白だ」と続けた。

今後6カ月間の期待指数 は71.5と、前月の84.7から低下。現況指数 も70.7(前月73.5)に下げた。

今後6カ月に所得が減ると答えた割合は15.4%と、半年ぶりの水準に上げた。前月は13.9%だった。今後6カ月に雇用が増えると回答した比率は低下した。

原題:Consumer Confidence in U.S. Slumps by Most Since August2011 (3)(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Ben Schenkel bschenkel@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net

更新日時: 2013/10/30 00:57 JST

 
 
 
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