UPDATE 1-米ケースシラー住宅価格指数、8月は上昇 前年比で2006年以来の高い伸び
(内容を追加しました)
[ニューヨーク 29日 ロイター] - スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が29日発表したS&P/ケース・シラー住宅価格指数によると、8月の主要20都市圏の住宅価格動向を示す指数は、季節調整済で前月比0.9%上昇した。
ロイターが集計したエコノミスト予想中央値は0.6%上昇だった。
季節調整前では前月比1.3%上昇。予想中央値は0.8%上昇だった。
前年比では12.8%上昇、2006年2月以来の高い伸びとなった。予想中央値は12.5%上昇だった。
主要10都市圏の価格動向を示す指数は季節調整済で前月比0.9%上昇、季節調節前で同1.3%上昇した。前年比では12.8%上昇した。
8月は30年物の住宅ローンが上昇するなか、ローン申請や借り換えの動きが鈍ったものの、住宅市場全体としては依然回復の動きが続いているとみられている。住宅価格は2012年初め以降、全国的に値上がりしている。
都市別でみた前年比の値上がり率(季節調整前)はラスベガスが29.2%と最も高く、次いでサンフランシスコが25.4%となっている。
© Thomson Reuters 2013 All rights reserved.