【チューリヒ】スイス最大手の銀行UBS（UBS）が29日発表した7-9月期（第3四半期）決算は、純損益が黒字に転換した。規制当局の厳しい視線が注がれるなか、UBSは積極的な合理化策を進めている。
金融危機を受けて大きく揺れたUBSは最近、投資銀行部門の高リスク業務を縮小。一方、規制当局に促される形で損失を吸収できる資本を積み増し、安定性強化を目指している。
UBSは7-9月期も資産売却で得た資金を …
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