総務省が29日発表した9月の完全失業率(季節調整値)は4.0%で、前月に比べ0.1ポイント低下した。男性、女性とも低下し2カ月ぶりの改善となった。景気回復の動きを受け、女性を中心に新たに職探しをする人が増加。企業の採用も回復しており、総務省は「職探しの動きがきちんと就業に結びついている」と説明。雇用全体を「持ち直しの動きが続いている」と判断している。
男性の完全失業率は0.2ポイント低下の4.3%、女性は0.2ポイント低下の3.5%とそれぞれ改善した。完全失業者数は男性が163万人で前月より7万人減少。女性は100万人と2万人減った。女性は、仕事を探していない非労働力人口(同)が10万人減となっており、労働市場に参入する動きが引き続き活発だ。
ただ失業率は足元で4%前後で下げ止まり感がでてきている。今後の動向に関して、総務省は「注視する必要がある」としている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
完全失業率
日経平均(円) | 14,325.98 | -70.06 | 29日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 15,668.89 | +99.96 | 29日 14:58 |
英FTSE100 | 6,774.73 | +48.91 | 29日 16:35 |
ドル/円 | 98.09 - .12 | +0.61円安 | 30日 3:53 |
ユーロ/円 | 134.89 - .92 | +0.61円安 | 30日 3:53 |
長期金利(%) | 0.605 | -0.005 | 29日 16:37 |
NY原油(ドル) | 98.68 | +0.83 | 28日 終値 |
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